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9mm Parabellum Bullet "SHINJUKU BLAZE LIVE SERIES ~Many Thanks~" 新宿BLAZE 2024/07/28

9mmのライブに行ってきました!
新宿BLAZEが閉店するため、私にとってBLAZEで観る最後のライブ!

通った回数はそこまで多くないのだけれど、とても好きだったライブハウスだ。どこにいても視界は遮られないし、音もよく聴こえる。ロッカーの数も多い。
藍坊主のライブをよく観た覚えがある。というか、もしかするとここで藍坊主以外の公演を観るのは初めてだったかもしれない。
寂しいですねやっぱり。

今回のライブは、事前にセットリストが宣言されていたというのを、その場で知った。
ある時期から、アーティストの情報をあまり収集しなくなった。リリースの情報ぐらいは知っておきたいが、ライブの情報はプレイガイドが勝手にメールで送ってくる。そうなると、Xなどもあまり見なくなっていった。私と演者のコミュニケーションは音源とライブを介してのみ行われればいい、という感じ。そこまでガチガチに縛っているつもりはないのだけれど、このスタイルで不便も感じないので続けている。
というわけで、セットリストがわかっているライブに何も知らずに臨むという不思議な体験をした。

ライブは本当に物凄かったです。9mmのライブは、徹頭徹尾最高潮のテンションで演奏されるというか、演奏中に気の抜ける瞬間が一切ないのがとても好きだ。こちら側はもうずっと、良い具合のヒリつきを保ったまま時間が進んでいく!
セットリストは、『THE ULTIMATE COLLECTION -20Years, 20Bullets-』の収録曲順に進んでいった。
”太陽が欲しいだけ”から、もう待ってましたと言わんばかりの客席の爆発感!凄かったですね。圧巻の演奏と、鍛えられた客席。後ろの方から見ていて、初っ端からバッチバチの光景でした。
こういうセットリストだから、普段終盤に演奏される曲が平気で序盤に来る。その極めつけは、5曲目に"Punishment"!私は9mmのワンマンに来るのはまだ2回目だけど、それでもこの曲は最終盤にくるものというイメージがあるので、その意表を突かれた感じも含めて最高に盛り上がりました。

個人的にこの日聴けてとても嬉しかった曲。というか、今後9mmのライブに通い続ける中で、何度も聴きたい曲がたくさんある。そのうちのいくつかを、この日聴けた。
まずは、”黒い森の旅人”で、何ともいえない美しさと、終盤に向けた怒涛の盛り上がりが印象的な名曲。ライブで聴いても、美しさは色褪せず、激しさはより増しており、しっかりぶち抜かれました。最後のサビの一部分にねじ込まれるギターの歪みかたがたまらなく好きです。

そして、”生命のワルツ”!個人的な印象は、メロウなメタル。ぶつかっていくのが楽しくて仕方ない曲で、だからこそライブで聴けるのを心待ちにしていました。最強でした!


寂しさに浸る間もないような怒涛の時間を過ごせた。やっぱり、こういう感覚こそがライブの醍醐味だよなと改めて感じた。
秋に出るアルバムが楽しみなのはもちろんのこと、それを聴きこみ倒したうえで絶対にレコ発にも参加したい。そう考えるとそうか。9mmのオリジナルアルバムに対してこのサイクルをやるのは初めてになるので、より気合が入りますね。

最後になりますが、BLAZEに最大級の感謝を!
またどこかで、ああいうライブハウスが出来ることを祈っております!

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