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人生はチーズを探す旅? 生き方を変えた本との出会い

こんにちは。
子供の頃から本が好き、旅ライターのじんです。

私は旅と同じくらい本を読むことも好きで、小学生の頃から学校の図書館で一番本を借りているタイプの少年でした。未知のものや人に出会うことを私は魅力的に感じており、旅と本の共通点として、どちらも「自分の知らない世界」を知ることができるものといえると思います。

主に旅に関する記事を書いている私ですが、今回は趣向を変えて、自分が大きく影響を受けた本を紹介します。

これからの人生どうしたらいいんだろう、何がしたいんだろうと考えていた私にとって、まさに人生のターニングポイントとなった本であり、勇気をもらえます。ぜひみなさんにも読んでほしい1冊なので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!


チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?
(画像:https://www.amazon.com/より)

今回紹介する本は『チーズはどこへ消えた?』という本です。

スペンサー・ジョンソン氏の著書であり、原文のタイトルは『Who Moved My Cheese?』(私のチーズを持っていったのは誰?)という、あまり本らしくない題名になっています。

ストーリー

チーズを探して

話はある世界に住む小人とネズミの会話から始まり、小人は用心深い性格、ネズミは活発な性格でどちらも大好物のチーズを探し求めて旅をしています。ある日2人は大量のチーズがある場所を見つけ、そこにしばらく滞在することにしました。チーズは大量にあり、2人ともすっかり安心してチーズを満喫する生活を送ります。

チーズが無くなってしまう

ある日最後のチーズが尽きてしまい、2人はこれからどうしようか考えます。小人はどこかにチーズが残ってないかその場に留まって探す選択をし、ネズミは別の場所に新しいチーズを探しに行くという別々の選択をします。

チーズはどこにある?

小人はどこかにチーズが残ってないか、新しいチーズが出てこないか元の場所を必死に探しますがチーズは見つかりません。

これから小人はどうするのでしょうか?
気になるお話の続きは実際に自分で読んでみてほしいです!

チーズの正体

このお話に出てくるチーズは私たちの現実社会に当てはめると「財産」「地位」、もしくは「仕事」など、それぞれ個人が大事にしているものを指しています。

このお話から私が感じたことは3つあります。

自分に合うチーズを知る

チーズは永遠に私たちにとって魅力的なものであるわけではなく、チーズ自体の劣化や、自身の成長や老化によっていずれ自分に合わなくなっていきます。チーズを探す前にその時々で自分にマッチする、必要なチーズは何なのかをしっかり考え、見極めることが大事です。

理想のチーズがどこにあるかは予測できない

自分にとっての理想のチーズがわかっていたとしても、そのチーズに巡り会えるかどうかは別問題であり、もしかしたら一生見つけられないかもしれません。逆にどんなチーズが合うかわからなかったとしても、偶然出会ったチーズが自分に合う可能性もあり、日々アンテナを張ることが大事だなと思いました。

行動次第で出会うチーズは増える

大事なのはチーズと出会う回数を増やすことであり、そのためには失敗したとしても、恥をかいたとしても挑戦することが不可欠。三振覚悟でなんでもやってみようと私は決めました。

人生はチーズを探す「旅」

この本と出会ったことで私は「ボーっとしている場合じゃないし、考え込んでいる場合でもないな」とある意味ふっ切れることができましたし、自分の生きる方向性を決めることができました。

このことから人生はチーズを探す「旅」であると私は捉えており、これからもチーズを探して自分の旅をしていこうと思います。

皆さんも本の続きを読んでみて、考えてみて下さいね。

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