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【人体改造カブ式会社 カラダコラムVol.6】

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。6回目のコラム執筆者は、2期メンバーの高天 悠子さん(ペンネーム)です。自分で意識してケアしていく必要のある、「歯」の大切さについてのコラムです。

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「歯を大切にして、美味しく食べよう!」 

昔…、といっても今から三十年程前の話。

ふとしたきっかけで知り合った人は、笑わない男であった。もちろん、ラグビーの選手ではない。その人は笑わないどころか、口数も少なく、始終咥え煙草をしていたので、寡黙な方だと思っていた。

咥え煙草といえば、ハンフリー・ボガードや次元大介を思い浮かべる筆者であったが、この笑わない男の口元に、ふと違和感を覚えた。

「どうして、この人は口を閉じているのに、煙草を咥える事が出来るのだろうか」

答えは簡単。甘党な彼は歯科医が苦手で、前歯以外にも無い歯が複数あったのでした。また、虫歯を悪化させると顎の骨をも融かすという事を、筆者はその時初めて知りました。

国が「ハチマルニイマル運動」を推進したのが、平成元年です。八十は、当時の日本人の平均寿命。二十は食品の咀嚼が容易とされる歯の数です。正直なところ、筆者は味覚に自信がありません。ただ、相当不味いものや傷んだものでない限り、携わった人達に感謝を込めて美味しくいただくことをモットーとしています。

筆者の歯は、治療済みが多いながらも永久歯全て自前です。出来るだけ長く、自分の歯で食べ続けたいな、と、毎朝、鏡を見ながら歯を磨いています。

社員 高天(たかま) 悠子

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