怖いこと

私は一生懸命動いてきました。心と体がもう悲鳴を上げて表情も声もなくなってきたのでしょうか。私には今までできてきたことができなくなっていっているのがとても怖く感じます。見た目は健康そうな20代の男性です。こんな人間が病気になるとはだれも考えてもいなかったでしょう。そして本人である私自身がまさかこんなことになるとはという気持ちでいっぱいです。

これまで自分の考えや感情を表情や言葉で表現できていたのにできなくなってきました。ですからこうしてブログで書き綴っていきます。声も表情もまともな自己表現ができなくなってきているということがわかります。

私は自分がまだ生きているということだけがわかります。

私は人です。どうにかして生きていかなくてはならないということがわかります。私には考えていかなくてはならないことが多くあるはずなのに考えることもできません。過去のことを思い出すことも難しくなってきています。

怖いです。自分がどうなってしまうのか、自分がどのような人生を送っていくことになるのか、怖いです。今までできたことが少しずつできなくなってきている、少しずつ少しずつ取られているようです。語彙力もなくなってきて一生懸命、振り絞っています。

皆さん、読んでくださった方、こんな人間が世の中に入るのだと心のどこかで覚えておいてください。健康な人生、生活が突然、消えてしまうのです。新しい私になるだけなのでしょうが。しかし、早くこのような心の状況に気づけて良かったです。もう私の知る限り発症して7年もたちますが、少しずつでも私は前に進み、皆さんに健康な姿をまた見せることができたらうれしいです。