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【読書感想文】 人は話し方が9割

最近コミュニケーションの自己啓発系の本を読むのにハマってる。今回は永松茂久の「人は話し方が9割」を読んでみた。非常に読みやすい内容で、1日で読み終わった。


主要ポイント

この本は具体例を混ぜながら話し方のコツをたくさん書いている。その中からも特に「確かに」と思ったポイントをいくつか述べておく。

①相手の言葉を重く受け止めすぎない

何百人中の1人に言われたことで傷つき、自信がなくなって話すことに苦手意識を持つのはもったいない。その相手とはその話を避け、前に進めばいい。

②人は自分に一番興味ある→相手を主役にする

人は「自分」が一番好き。なので相手に共感して「わかってあげる」側に回る。

③話す<聞く

話すよりも聞くことで相手を理解できる。会話のズレを最小限に抑え、言葉の底にある本質的な感情・課題を見極めることができる。

④自分のペースで話す・沈黙はダメじゃない

相手に伝わらなければ意味がない。なので自分のペースで言葉を選びながら話せばいい。「沈黙が嫌」なのは「苦手な相手と話さなくてはいけない」という感覚があるからとでも言える。なら別に無理しなくても、挨拶ぐらいで済ませていい。

⑤褒めを受ける

褒められたら素直に「ありがとう」と言えばいい。わざわざ相手(の褒め言葉)を否定する必要はない。

⑥名前を覚える

人は自分を認めて欲しい。名前を覚えていると相手は安心感や親近感を抱きやすい。

⑦余計な一言に気をつけろ

「余計な一言」は相手の気持ちを考えていない。つまり自分の正直の意見でも相手は話を聞いて欲しく、「慰め」「共感」を求めてるかもしれない。相手のことを考えてから発言すること。悩みなどは、「一緒に考えてあげること」。

まだまだ大事なポイントはある。内容に興味があるなら是非この本を手に取って欲しい。わかりやかったのですぐ読み終わるだろう。


感想

この本の面白いところは「話し方」だけじゃなく、「嫌われる話し方」についても書いているところだ。Don'tsを学ぶことでよりDo'sの内容がしっくり頭に入る。読むうちに、多くの共感点や思い出が浮かんだ。特に初対面の方の名前をすぐ忘れてしまう傾向があるので意識的に気をつけたいと思う。

また内容が「頭のいい人が話す前に考えていること」と重なってる。例えば「人のために考える」など共通している。二つの本を読んでコミュニケーションは相手が主体で「聞く」ことが大事だと感じた。


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