低支出生活が惨めだとなぜ感じる？

人生楽太郎

セミリタイア系のブログを読み漁っているとコメント欄には必ずと言っていいほどこういう内容が書かれる。

そんな貧乏生活は惨めだ。

なぜこういう風に感じてしまうのか考察してみようと思う。

今の自分が惨めだと感じるから低支出生活を惨めだと蔑んで見下すことでしか正当化できない。

そういったセミリタイア系のブログを読んでいる人はその生活に憧れている。そうでなければわざわざ読んだりなんかしない。コメント欄でお前の生活は惨めだとなぜ言う必要があるんだい？

自分が発した言葉は自分自身に跳ね返って来る。

言葉は自分を映す鏡

相手のことを惨めだと言えばそれは自分自身のこと。

お金を使い込んで浪費するのが常識と言う風に思い込んでいる人は多い。

特に若いうちはお金をたくさん使っていろんな経験を積むべきだみたいな意見もよく見受けられる。

果たして金を使うことで大層な経験をすることができるのだろうか？

月収２０万円程度の収入である庶民ができる経験なんて大したこと無いのではと思ってしまう。実際、私がそういう立場だからよく分かる。

周りにいる人達を観察したり話を聞いていても正直ろくな使い方をしていない。ギャンブルするのがいい経験になりますか？酒や煙草がいい経験になりますか。

若いうちは金をガンガン使えという風に軽はずみな意見には賛同できない。

私も含めて一般庶民というのは自分の将来のために役立つような金の使い方をできる人は残念ながら殆どいない。もし、できているならすでに何かしらの結果が出ているはず。

凡人に思いつくお金の使い方なんてぶっちゃけ大したこと無い。

大体は浪費で終わると思う。

たまには浪費するのも悪くないけど自分の将来には繋がらない。

一度上げた生活水準はなかなか下げられない。

これが人間の心理だと思う。

低支出生活が惨めだと感じる原因。

その生活が惨めだと感じてしまうほど自分の生活水準が上がってしまっていて元には戻せなくなっている。そういえば、最近は全く外食してないんだけど全然問題ないわ。

まったく金を使わない生活もなれてしまえばどうってこと無いよ。

それよりも浪費癖の方がヤバい。

収入は下がっているのにもしくは全く無い状態でも一度癖がついてしまうと借金してでも衝動買いしてしまう人が世の中にはいる。

そうなると自分の人生も生活も全部崩壊して台無しになる。

周囲に惨めだとかなんと言われようとも低支出で生きられるならその方がいいに決まっている。

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