人前でご飯が食べられない話 ぶりっ子してるんじゃなくて食べるのが苦手なの

突然ですが、私は人前でご飯を食べるのがとても苦手です。

この悩みを抱き始めたのは高校1年生の時なのでもうかれこれ10年以上抱えている悩みと言っても過言ではないです。

元々小さい頃から食への興味があまりなく昔から痩せ型で『病的に痩せている』ことがコンプレックスでした。

そんなコンプレックスがどんどん深い悩みになっていったのが冒頭にも書いた高校1年生の入学してすぐクラスのみんなでお昼ご飯を食べることになった時。

緊張すると昔からご飯が喉を通らないのですが、その時もみんな普通のご飯を買ってる中私はクリーム玄米ブラン(2個入りなんだけどそれを1つ)食べていたんですよね。

そんな中ある子に言われたのが「男の子の前だからって食べてる量減らしてるの?」「いつもそんな量じゃないでしょ、ぶりっこじゃん」っていう言葉。

男の子の前だからでもなく少食ぶりたかったわけでもなく単純に『食べられない』のです。

その出来事をきっかけに人前でご飯を食べるということが日に日に恐怖に変わってきて、10年たった今は多少改善されたものの未だに人前でご飯を食べることが苦手だし元々食べるのがあまり好きではないんですよね。

父親がご飯を残すと毎回怒っていたので、今思うと出されたものを食べなければいけないという恐怖が私の食に対する悩みが生まれたのかも。

昔から1人前を食べ切ることは少なくて、周りの人も心配した目で見てくるのですが私にとってぶりっ子してるわけでもなんでもなくて単純に量を食べられないし勧められても喉を通らないんですよね。

きっと同じ悩みを抱えている人って少なからずいると思うのですが、そんな悩みを10年以上抱えている私が人前でご飯を食べる時にはもう食べきることは諦めているし何なら最初からご飯を頼まず飲み物だけ頼むことも多くなりました。


それはきっと『食べれないことをどう思われてもいいや』と少し自分に気持ちの余裕が持てるようになったから。

前は食べれないことで周りの人にどう思われているのかが常に気になっていて辛かったし、陰で悪く言われているのかもって悩んでいたけど食べれないものは食べれない。

だからある種の開き直りです。誰になにを思われてもいいや。これで離れていく人なんてそれだけの人だったんだって思うことができるようになったから。

人前に限らず27歳の今でも食に関しての興味は薄いし、あまりお腹が減ったなあって思うこともなくて私にとって食べるという行為は生きる為に仕方なく食べてるという考えに近いのかなあと思います。

1日1食なんてザラだし、体に悪いことなんてもちろん分かっているのですが食べれないものは食べられないので諦めに近いです。

1回にお皿に乗せる量を少なくして食べれる時はちょっとずつおかわりしながら食べるなど最近は更に工夫したりもしています。

少食あるあるだと思うのですがお皿に山盛りのご飯を見るとそれだけでお腹いっぱいになりません、、?私はなります。笑

食べれる時はなるべく炭水化物を取ってエネルギーとなるものを食べたり食べれない時は諦める。

周りに『ぶりっ子』って言われたとしても、ぶりっ子をして食べていないのを自分が1番分かっているしそう思う人がいるならそう思ってくれて構わない!って思えるようになりました。

言いたい人には言わせておけばいいんです。勝手に憶測をたてる人には言わせておけばいいんです。

1つ前のnoteにも書きましたがこれが自分なのだから。自分が自分の1番の理解者で常にありたいです。

そんな考えを持てるようになってから『病的な痩せ型』は卒業出来たし今は割と普通な自分を自分で褒めたいです。


周りに大きな声で言えないけど、少食なのがコンプレックスって人とか食にあんまり興味がないって人実はたくさんいるのではないかな?って思い今回この『人前で食べれない』をテーマに相変わらずの深夜テンションで綴ってみました。(深夜に謎のテンションでバーッと書いた下書きのやつを更新しています)


誰か1人でもこれを読んで同じ人がいるんだって思ってもらえたらそれだけで書いた意味があって救われます。おわり。

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