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本の記録

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感想、書評などをまとめておこうとしています
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#読書の秋2020

読みたいことが書けるように、まずは書くことに慣れる

田中泰延著『読みたいことを、書けばいい。』何回目かの読了である。 「#読書の秋2020」課題…

真っ赤な嘘とほんとの境目

昨年の12月頃、直木賞候補作として書店のいちばん目立つところに平積みされていたのをよく憶…

あなたが見つめていたから

木皿泉著『昨夜のカレー、明日のパン』。 「#読書の秋2020」課題図書にこの本があったのは知…

日経BPさんのプロモーションにあえて乗っかってみる

『ファクトフルネス』。日経BPさんからnoteタイトル画像まで提供されている。まんまと誘導され…

狂おしい書評の数々に衝撃

三宅香帆著『人生を狂わす名著50』。これもnoteイベント「#読書の秋2020」の課題図書にあげ…

Society5.0の行き着く先は『ユートロニカ』なのかも

小川哲著『ユートロニカのこちら側』。 「#読書の秋2020」課題図書であったことがきっかけで…

『革命前夜』の音と風景

旧東ドイツを舞台にした須賀しのぶ『革命前夜』。聴いたことのある音楽や見たことのある風景が出てきて、いろんなところをくすぐられた。 本の感想のようなものはこちらに書いた。 ここでは『革命前夜』の世界をよりリアルに感じるため、関係する音源や私が訪れた際のライプツィヒの写真、さらに関連おすすめ本を紹介しよう。 必要ないですか? いや、私が記録しておきたいので、そうする。 とにかく音楽にあふれているこの小説。読み始め早々の18ページにバッハの平均律クラヴィーアが登場する。

『革命前夜』はたぶん私のために書かれた本だと思う

「今日、昭和が終わったのだそうだ」 この書き出しで、ぐっとひ惹きこまれた。 須賀しのぶ『…

私の知らない世界

「#読書の秋2020」に乗っかろうと思いたち課題図書を眺め、まずは前から気になっていた伊藤亜…