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本の記録

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2020年7月の記事一覧

『世界を、こんなふうに見てごらん』日高敏隆

おそれいりました。ヨンデル選書。 札幌三省堂書店「ヨンデル選書」に行ってきました。ツイッ…

『用もないのに』奥田英朗

薄手の文庫なのに、読み終えるのに8年かかってしまった。 すでに売れっ子となった著者が、出…

中年の遠吠え

落ち着いたということなのだろうか。 熱い、情熱的な、無駄かもと分かっていてもとりあえずや…

『家庭の事情』源氏鶏太

昭和も昭和、高度成長ど真ん中の大人気大衆小説家。源氏鶏太の名前は聞いたことがありましたが…

「反穀物の人類史」

刺激的で面白い本でした。面白いことに、この本を読んだ後、別の本を読んでいてもこの本の視野…

『農家はつらいよ』寺坂祐一

書店で見かけて、手に取ってみたら読まずにいられなかった。買ってきて一気に読み終えた。 読…

たがためにかく

50何日連続投稿とかでnoteに褒められた。我ながらたいしたことは書いていない。♡がついたらそれはそれでうれしいけど、そのために書いているという感覚はない。 では、なんで書いているのか。 読書を続けているうちに、何か書くべきじゃないかと思うようになったことがひとつ。 そして、とにかく書かないと、書いてみないと分からないことがあるのではないかと思ったことがひとつ。 もうひとつ、あるときふと、自分の父親の書いたものがあれば読んでみたいと思ったのだ。 幡野広志さんは、人生

祖母からもらった二冊の本

12歳の誕生日に、突然祖母から本をプレゼントされた。町内で別の家に暮らしていて、僕の両親と…