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中年の遠吠え

落ち着いたということなのだろうか。

熱い、情熱的な、無駄かもと分かっていてもとりあえずやってみるというような、そういう感じはいつの間にか少なくなっている気がする。

今がいちばん幸せだとは思っている。

しかし、もう思い出せないけど、若い頃は明らかに違う感性だったろう。

もっと思考がキレていたし、一度聞いたことは忘れなかったし、徹夜しても大丈夫だったし。たぶん、そうだった、はず。


若くないとできないことがある。

そんなことを強く思ったのはこの本を読んだから。

素晴らしい檄文である。若いときに読んでいたら、全く違う刺激を受けただろう。

いや、いま読んでも感じるところは多くある。うなずかされる。けど、その一方で、なんだか自分の年齢を強く感じさせられた気がする。

確かに、時代を作っていくのは若者だ。若い頃からそういう視野を持っていないとできないことがある。先が見えてしまうとできないことが、確かにある。

大久保や西郷にはなれないけど、、、、そんな立場にはないけど、頑張っている若者の応援はしていきたい。

いや、一緒に頑張ろう。そう思う夏の夜。


まずは、自慢と説教を控えるところから。