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大腰筋を狙った刺鍼法(解説編)

こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。

今回の記事は『大腰筋を狙った刺鍼法』について解説していきたいと思います。

まず刺鍼法をご紹介している動画はこちらになります。

今回の記事は主にこちらの動画の内容について書いていきますが、動画では話しきれない部分も書いていきたいと思います。

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実際に鍼灸臨床においては腰痛の患者さんが来院される頻度は多く、若年層から年配の方まで非常に幅の広い年齢層で起こります。

その病態は様々できちんとした鑑別を行わないと結果が得られないことも多いです。ですので基本は鑑別ありきなことは頭に入れておくようにしましょう。

多種ある中で以前ご紹介した仙腸関節障害も多いですが、今回は非常に問題になることが多い大腰筋に対する刺鍼法をご紹介していきます。

以前の記事はこちらをご覧になってください。

今回の記事で学べることは
✓大腰筋の解剖学
✓大腰筋の刺鍼位置の同定
✓大腰筋部の刺鍼

です。
実際臨床で刺激の多い部分になりますので使用頻度としては少ないかもしれませんが、頑固な腰痛などには非常に有効なことも多いのでできることは非常にいいことだと思います。


私も普段多用するわけではありませんが、やはり刺鍼をした方がいい判断した時に刺鍼するとその効果はしっかりあると思っております。

ですのでしっかり解剖学的に学習して行っていきましょう。

是非最後までご覧になってください。


大腰筋の解剖学

大腰筋は腸骨筋と人によっては欠損している小腰筋と合わせて腸腰筋群を構成している筋肉です。

起始は浅頭がTh12~L4の椎体および椎間板から始まり深頭が全腰椎の肋骨突起から始まります。

停止部は大腿骨の小転子です。

まず構造上の特徴的な所としては体幹と下肢を唯一繋ぐ筋肉です。

停止部で腸骨筋とクロスして小転子に付くため腸腰筋と扱われることが多いです。

また作用は股関節の屈曲が主な働きですが、大腿骨を固定すると腰椎を前方に引き、腰部の前弯を維持する働きをします。

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