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【コラム】一つの時代の終焉。佐々木則夫と澤穂希の「なでしこ」はリオ五輪予選敗退でリセット、新たな道を模索へ。

リオ五輪出場が絶望的となったなでしこジャパン。

誰もが「五輪に出場するのは当たり前。問題はメダルの色」と盲目のうちに思っていたからこそ、その衝撃は計り知れません。

男子とは異なり、女子サッカーのレベルはアジア地域がかなり高い状況にあります。これから数年間、なでしこジャパンと日本女子サッカーは大きな試練の時期を迎えるでしょう。

チームには、サイクルというものがあります。

今のサッカー少年は、バルセロナやマンチェスター・シティーが昔からずっと強かったと思っているでしょうが、そんなこたあありません。

バルサもシティも、タイトルとは無縁で、ライバルであるレアル、ユナイテッドの後塵を拝し続けた暗黒時代があったのです。

それを経験し、耐えぬいた結果、現在の黄金期とも言える状態を手に入れたという歴史があります。

いづれ両チームにも、再びサイクルの波はやってくるでしょう。

特にバルセロナの場合、クラブの象徴であるメッシがいなくなった時にどういう選択をするのかによって、未来は変わってくるはずです。

ワールドカップ優勝、オリンピック銀メダルという輝かしい黄金期を創りだしたなでしこジャパンには、「佐々木則夫&澤穂希時代」の終焉と共に本格的な世代交代とチーム改革に乗り出し、東京オリンピックで再び花開くことを目標にもがき苦しむ時期が必要なのです。

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