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いろいろありまして、4月に向けて写真集を制作中の件…㉖

「実を言えば、この冷ややかな、身の毛もよだつような、絶望半分、希望半分の状態、つまり、やけくそ半分に我と我が身を四十年間も地下室に生き埋めした事実、こうして強引に作り出しはしたが、まだいくぶんかは眉唾なところを残している八方塞がりの自身の状況、さらにいえば、内攻した欲求不満のやり場のない毒素、永遠不変の決断を下したと思う間もなく、たちまち悔恨に責められねばならない、熱病にうかされたような不断の動揺ーーこれらいっさいのなかにこそ、ぼくが言ったあの奇怪な快楽のエッセンスが含まれているのである」ーーードストエフスキー『地下室の手記』

ということで、だいぶ更新が遅れてしまいましたが、「地下室の手記」!!じゃなかった、、

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