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埼玉県秩父市中町「秩父今宮神社」さんにあがりました。

こんにちは。
今回ご紹介するのは埼玉県秩父市中町「秩父今宮神社」さん。

非常に古くから歴史あるお社で、信州諏訪の勢力が西暦100年前後に秩父に移住して、この土地に湧き出る武甲山からの霊泉に「水神」をお祀りしたのが始まりとされています。

後に、霊泉に国生みの神である「伊邪那岐・伊邪那美」(イザナギ・イザナミ)の二神が祀られるようになりました。

672年「壬申の乱」の前後に、秩父の勢力は修験道の開祖「役行者」(えんのぎょうじゃ)の導きから天武帝に尽力したと伝えられているそうです。

役行者は秩父へ修行に訪れて、霊泉の傍に観音菩薩の守護神である「八大龍王」を合祀しました。

のちに「宮中八神」と習合され、「八大龍王宮」または「八大宮」と呼ばれるようになった。

御祭神

伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
須佐之男大神(すさのおのおおかみ)
八大龍王神(はちだいりゅうおうしん)
宮中八神(大宮売神・神御産霊神・高御産霊神・生産霊神・足産霊神・事代主神・御食津神・魂積産霊神)
役尊神(えんのそんしん 役行者=神変大菩薩)
聖観音神(しょうかんのんしん
宇迦之御霊神(稲荷神)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
厳島姫(いつくしまひめ)
稚霊日神(わくむすびのかみ)
栲幡千々姫(たくはたちぢひめ)
菅原道真公(天神)ほか

「秩父今宮神社」さん

今宮神社さんの入口です。
優しく静かな雰囲気です。

入ってすぐひだりてには「龍上観音」さんが御鎮座しています。

慈悲深く苦しみを取り除いてくれる観音菩薩様。

その観音菩薩様が龍神様に乗り、人々を救いに来る姿のことから「龍上観音」と呼ばれております。

愛情・財産・出世の運・開運を呼び込みます。

威厳あるその様は、悪災を追い払う神仏の化身として厄除のチカラをもっております。

龍上観音」さんの後ろには龍神池があります。

毎年4月4日に行なわれる「水分神事(みくまりしんじ)」では、龍神の依代となる「水幣(みずぬさ)」を秩父神社から神官・神部さん達にお渡しするそうです。

龍神池は橋を挟んで右手にもございます。

1944)、県天然記念物になる欅の御神木です。

龍神の住み処として「龍神木」と呼ばれて居ますが「千年欅」「駒つなぎの欅」「洞木(どうぎ)」と時代で古来の名前がついていました。


辨財天社です。

かつては市寸島比賣命を祀る「厳島社」でしたが、平成12年11月11日、江島神社から弁財天の御分霊を勧請して、合祀しました。


茅の輪がありました。


拝殿です。

本殿には、「伊邪那岐・伊邪那美大神・須佐之男大神・八大龍王神・宮中八神(大宮売神・神御産霊神・高御産霊神・生産霊神・足産霊神・事代主神・御食津神・魂積産霊神)が祀られています。

圧巻です。

修験道の開祖と呼ばれる「役小角大神」(役尊神)を祀るお社で「行者堂」と言われます。

馬頭観音様。

観世音菩薩の化身で、六観音のひとつです。
三面八臂の姿で迫力のある感じです。

清龍の滝です。

お清めの霊水であり、銭洗いや水占いの場所でもあります。

いつまでも拝み眺めたくなる八代龍王の御神木。

非常に居心地が良いお社です。


御朱印が非常に素晴らしいです。

サラサラ書かれる龍神様を彷彿させる御朱印。

しびれました。


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