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随想

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世の中の色々な事柄についての思索・散文
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#日記

君は「ドラえもんひみつ道具レビューサイト」の存在を知っているか

つい先日、R-1の決勝メンツが発表されてたので眺めていると、史上初のアマチュア決勝進出者「…

画像生成AIは見える世界をどう変えるか

つい今さっき、昼過ぎにアイスを食べながらChatGPTを開いたら、画像生成AIのDALL-E3の統合が追…

人間にしか書けない文章を書きたい

疲れる。すごく疲れる。今年に入ってから、ネット上の文章を読むのが、すごく疲れる。 なにせ…

汚れつちまつた悲しみに

気づけば記事投稿が2ヶ月ほど空いてしまっていて愕然とした。 その間、なにしてたんだっけ? …

冷戦体制の果てで

ロシアのウクライナ侵攻とアメリカの銃問題。 規模は遥かに違えど、どちらも数々の死体を踏み…

世界的なエネルギー研究者に原油価格の見通しを聞きに行った話

原油価格が上がってくるたびに思い出す話。 昔々、まだ筆者が学部生だった15年前ごろ、原油の…

なめらかな日常と「ん」を巡る戦い

子育ては戦争だという。 ではなにとの戦争か? 「ん」との戦争なのである。 6歳の娘は、ひらがなが書けるようになった。ほとんどすべての文字を何も見ずにスラスラと書ける。なのだけど、「ん」だけがなんか変だ。 本来は斜め上に抜けるように払って終わるところが、なにかアルファベットの「h」みたいになっている。地面にどっしりと根を下ろしていてなんだか座りがとても良い。字形バランス的に元々の「ん」よりもこっちのほうがいいんじゃないかと思わなくもないが、そういうわけにもいかない。

そうだ、"占い"をしよう

さいきん取り憑かれたように耽読しているフランソワ・ラブレーの大著『ガルガンチュアとパンタ…

高層ビルからの眺め~都市という廻り舞台を越えて

先日、すこしばかりの用事があって、前職のオフィスに出向いてきた。 退職してもう1年以上経…

ことばは水のように

このところ毎日、オリンピックを見ている。 世界中のひとが往来する大イベントをなんでこんな…

子育て:ある日の意識

ある日、我が家の一人娘が、通っている園でほんのちょっとした揉め事を起こした。 子供同士の…

'21.05.15雑記:痛む身体と「わたし」のリアリティ

これの続き。 われわれの身体は、機能の集合として管理されている。部分部分が理想的な働きを…

'21.05.11雑記:働くごとにちぎれる身体

前記事の最後にこう書いた。 われわれが医療の場に近づけば近づくほどに、「一」なる全体とし…

'21.05.07雑記:僕と医療と医学的身体

また記事投稿の間隔が空いてしまった。ただの言い訳ではあるのだけど、前回の親知らず抜歯に続き、今回も痛みに耐えながら暫くのあいだ床に伏していたのだった。 痛みに耐えることがとても多い時期である。 昨年の夏頃からのことだ。自ら選び取った痛みもあれば、まったくもって青天の霹靂というものもあった。虫歯をたくさん削り、根管治療をやった。親知らずの抜歯が続き、それが終わった矢先、今度は不妊治療の一環で手術台に登ることに。すでに玉のように可愛く弾のようにうるさい娘が一人いるのだけど、意