「現実のフォロワー」がいないひとに「オンラインのフォロワー」はつかない
先日、キンコン西野さんの「フォロワーを『数字』として捉える人、『人』として捉える人【キンコン西野】」というブログ記事を読みました。
詳しくはぜひ記事を読んでみていただきたいのですが、ざっくりまとめるとこんな感じの内容になっています。
・SNSなどでフォロワーを集めを目的にするのは良くないかも
・集められるのは「数字」としてのフォロワーだけになりやすい
・そこにあるのは「人気」ではなく「認知」
・つまり「人としての付き合い」がないフォロワーさん
・大事なのは「認知」よりも「人気」で、「広さ」よりも「深さ」
・1万人に知られているよりも、心から応援してくれる50人
・「数字」としてではなく「ひと」としてのフォロワーを増やしていくといいかも
要は、「数字の向こうにいるのはひとなんだから、人としてのコミュニケーションを忘れるんじゃねぇ!」というメッセージなのかなと受け取りました。
そもそも「フォロワー」というのは、つまるところ「この人ならついていきたい!」って思える人についていくひとのことですよね。
フォロワーを増やしたいなら、「この人ならついていきたい!」と思ってもらえるだけの魅力をあげる方が先決で、たとえばぼくなら、
・誠実なひと
・人に対して敬意があるひと
・陰口をいわないひと
・相手のために自分の時間をつかえるひと
・思いやりがあるひと
・しんどいときに一緒にがんばってくれるひと
・ことばを選べるひと
についていきたいなと思います。
で、こういう魅力は、日頃のちいさな努力の積み重ねの先にしかありません。
いろいろな本を読んで勉強したり、実際にコミュニケーションして、試行錯誤して、たくさんの失敗から学んだりすることで、少しずつ少しずつ身につけていくものだと思います。
で、こういう魅力がある人には、現実にかならずフォロワーがつくはずです。
麦わら海賊団のルフィ、火影のナルト、鬼滅の刃の炭治郎、etc…
現実といいながらマンガの世界の話しちゃいましたけど、彼らがたくさんの仲間 (フォロワー) に支えられているのは、それだけの魅力があるからであって、現実にフォロワーがいてはじめて、オンライン上でその魅力が広がっていくのでは、と考えています。
もうすこしいうと、「現実にフォロワーがいないのに、オンライン上でフォロワーがいる」っていうのはちょっとありえないと思ってまして・・・。
あり得たとしても、それは「なにかあっても自分のことを助けてはくれないフォロワー」になるはず。
そんなのフォロワーとは呼べません。
「オンライン」でフォロワーを増やしたいなら、まずは「オフライン」でフォローしてくれるひとが増えるように努力をすることから始めた方がよさそうです。
「認知」よりも「人気」、「広さ」よりも「深さ」っていうのは、そういうことだと思います。
だれよりもフォロワーから愛されている人は、だれよりもフォロワーを愛している人だと思うので、そのへん考慮しつつ動けると、オンラインでの影響力も増すし、結果としていろいろなひとを巻き込んで面白いことができるようになるのかもしれません。
もっと一個人として人格を磨く必要があるなぁ、、と思います。
では。
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