「暗いから電球作ってるの」勉強しない怖さとは?
「自分よりもはるかに頭のいい人が、絶対すでに考えたことがあること。そしてその答えが1000円とかで売っている」
コテンラジオという番組が好きで、最近はランニングがてらよく聞いています。
過去に自分が学校の小さな机と椅子に座って学んだ「歴史」というジャンルと本当に同じなのか?、と疑いたくなるほどに面白おかしく歴史を学ばせてくれる番組なので、とてもオススメです。
メインパーソナリティの1人である株式会社COTENの代表取締役、深井さんがNewsPicksの番組に出演されていたので見てみたのですが、冒頭の言葉はその番組内で深井さんが発言されていました。
この言葉を聞いて、「もっと勉強したいな」と強く思ったので、今回は「勉強の大切さ」について思考を整理しながら文章としてまとめてみようと思います。
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自分が困っていることや、悩んでいること、疑問に感じていることのほとんどは、すでに解決されている可能性が高いです。
孔子や孟子、アリストテレスやソクラテス、プラトン、ピタゴラス、聖徳太子や信長、家康など、歴史をたどるととんでもない偉人がたくさんいますし、現代だって世界を見渡せば自分より頭のいい人なんて星の数ほどいます。
昔と今で、ヒトとしての脳みそレベルはほとんど変わらないので、同じようなことを考え、同じようなことで悩んできたりしたはずです。であれば、その解決策もセットで考えられていて、すでに解決ずみな可能性が高いわけですね。
たとえば、コミュニケーションや言葉の使い方がうまくなくて悩んでいるのなら「人を動かす」を読めばかなりヒントにすることができるはずですし、怒りの感情がうまくコントロールできないなら「アンガーマネジメント」的な本を読めば、怒りはコントロールできるものだと理解できます。
老化がいやなら、老化を完全に止めるまでいかずとも、食事の摂り方や運動で老化のスピードを緩めることができるのはわかっていますし、幸せになりたいなら数々の実験から実証された幸福理論も確立されているわけです。
人類の歴史でとっくに解決されている問題に頭を悩ませているのは、ちょっともったいないかもしれません。
「夜、真っ暗だから困る…」といって電灯をいちから作るひとなんていないじゃないですか。電球買ってくればすぐ解決する話なのに、電球という存在をしらずにいるとそんなことも起こってしまいかねない。
困りごとがでてきたら、「どこかの天才がすでに解決しているはずだ」という前提に立って、あれこれ勉強してみることができるとよさそうですね。
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というわけで。
大人になる程、勉強をする時間をちゃんと確保したほうがいいなと思います。意識的に勉強をしないと、仕事とかが優先されてどうしても後回しになりがちですし、後回しにするといつまでも場当たりしのぎ的になって自分がアップデートされません。
勝ち負けではないですが、ビジネスという視点で言えば、勉強で勝率は少なからず上がるはずですし、ただ知っているだけで役に立つことも多くあるはずです。
最近、 ITパスポートという資格試験の勉強をしているのですが、これまでなんとなくでしか知らなかったことがわかりやすく言語化されていてびっくりしました。
「おいおい、ぼくが積んだ人生経験で学んだことをあのときドヤ顔でしゃべってたけど、IT パスポート勉強してれば一瞬だったじゃん…」みたいなこともあったりするので、もっと積極的に勉強しにいくことにします。
なにより、勉強は楽しいです。
楽しくて、役に立つんだから、勉強しないっていう選択肢はないですね。にひひ。
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