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「ひとは価値を見誤りやすい」価値の見極めは注意が必要だなぁってお話。

ひとは、よく「価値の測り方」を間違えます。

その「モノ自体」や「サービス」の本当の価値を見極めないまま、条件や環境に「価値判断」を左右されがちです。

これは、ぜったいに覚えておいた方がいいと思っていて、理由は「価値判断」を誤ると大事なものを失うから、です。


同じ映画でも価値は変わる

たとえば、ぼくは Amazon Prime に加入しているので、まぁまぁのラインナップの映画やアニメ、ドラマなどが見放題です。

「いつでも」「好きなだけ」みることができます。

ラインナップにある映画は、「ララランド」や「この世界の片隅に」など、過去に日本中を沸かせた素晴らしい映画が揃っているし、実際に両作品とも映画館に見にいって、めちゃくちゃ感動したことも記憶にあります。

でも、今 Amazon Prime の映画をガッツリみることはほとんどありません。

・・・・・・「いつでも」「好きなだけ」見れてしまうからです。

作品自体はとても素晴らしいものであることに変わりないのに、「いつでも」「好きなだけ」という条件がつくだけで、「視聴価値」がガクッと低下してしまう。

スマホをいじりながら「ながら見」してしまったり、途中でみるのをかんたんにやめてしまったりしちゃうんです。

ちゃんと見てないにもかかわらず、「微妙だったなー」という価値判断をしてしまうこともあります。

これが、映画館に見にいって、2000円弱のお金を払って見ていたら、同じようになるでしょうか?

映画館にいかないまでも、レンタルビデオ店にわざわざチャリをこいで、寒い中走ってレンタルにいった映画を同じように適当にみるでしょうか?

・・・たぶんならないですよね。

かりにまったく同じ作品を見たとしても、

映画館 > レンタルビデオ > Amazon Prime

という順位で、価値判断すると思います。

かかる「労力」と「お金」が違うだけで、同じ作品なのに、自分にとっての価値判断はまったく変わってしまうのです。


価値は「必要性」で判断するのがオススメ

冒頭でお伝えした通り、価値判断を誤ると、不要なものを大切にしたり、大事なものを失ったりします。

高価で、期間限定、人数限定のうさんくさそうな人がやってる謎のセミナーを受けるために、「いつも」自分を支えてくれている家族、友人、恋人との時間をおろそかにしたり、冷たくしたりしてしまうわけです。

不要なものを大切にするだけならまだいいですが、大事なものを失ったら取り返しがつきません。

対象が人であればなおさらです。

「それは知ってるけど、じゃあどうやって価値を見極めたらいいの?」

という疑問が出てきますが、個人的に「本質的な価値」は、「必要性の高さ」で測るべきだと思っています。

「必要性の高さ」は、おおきく2つに分けて考えるといいです。

■ なくしたら困るもの
■ 今後の自分のビションを実現させるため、不可欠なもの

たとえば、「なくしたら困るもの」でいうと、視力が低い人にとって、眼鏡やコンタクトは必要性が高いといえます。

「今後のビジョンに不可欠」なら、教養のある人になりたいと思う人にとって、「読書」や「映画をみる」、「音楽を聴く」などの自己投資は必要だと思います。

このように、「本質的な価値」は「必要性の高さ」で判断するのがオススメです。


条件や状況に左右されずに、価値を見極める

どれだけ労力がかかったか?
どれだけお金がかかったか?
どれだけ数量があるか?
どれだけ期間があるか?
etc...

いま「マスク」が不足しているように、「なくしたら困るもの」の希少性が上がることで、条件や状況に左右されざるを得ないこともあります。

とはいえ基本的には、条件や状況で価値を判断することはやめた方がいいです。

本質的な価値を測り間違えてしまうので。。。

本当に価値あるものを見極めて、大切にする方が、人生楽しいと思いますね。

・・・さて、note 書きながらみてた Amazon Prime 止めて、お風呂にでも入りますか。

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