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「嫌われない人は好かれない」嫌われる勇気を持って生きようってお話。
先日、こんなツイートをしました。
嫌われる勇気は大事。
— ゆーだい@えんぴつ職人 (@MusicmanOf) February 29, 2020
人に嫌われるのはしんどいですが、やれるだけのことをやって、それでも嫌われるならやむなし。
迎合ばかりしていると、自分をなくす。
自分をなくすと、本当に大切なものを守れなくなる。
ありのままの自分で必死に生きて嫌われるのなら、それでいいと思います。
ひとは、「他人から嫌われたくない」生き物です。
確か、集団で狩猟採集をして暮らしていたずーっとむかしの名残で、当時は集団から孤立することは「死」のリスクを大幅に高めるため、他人から嫌われたくないというプログラムが脳に組み込まれた、とかだったと思います。
要は、「嫌われたくない」という気持ちは、あって当たり前だということ。
ぼくも同じで、なるべく人から嫌われたくありません。嫌われるとふつうに傷つきます。
でも、嫌われることをおそれすぎてはいけません。
...ということを、以前「嫌われる勇気」という本で学びました。
嫌われることをおそれすぎると、「自分」をなくします。
相手にあわせること、ばかり考えてしまうからです。
本音は違うのに、相手の意見を受け入れ、それがふつうになると、自分の意見や考えをいうことの優先順位がどんどん低くなっていきます。
結果として、自分の頭で考えることがなくなっていき、最終的には自分の意見を持たなくなってしまう。
そんな人、嫌われないかもしれませんが、好かれもしないでしょう。魅力感じないでしょうし。
さらにもうひとつ、嫌われることをおそれすぎるリスクがあります。
何が大事なのかわからなくなること。
本来、間違っているであろう相手の意見にも合わせることになってしまうのですから、誰が正しいのか、何が正しいのか、うまく判断がつかなくなる。
しまいには、守るべき考えや意見、仲間もわからなくなってくるかもしれません。
「嫌われない生き方」というのは、「あなた」を放棄して生きていくのとほぼ同義であり、「あなたの人生」をつまらなくしてしまいます。
ありのままに生きる、とは?
アナ雪ではないですが、「ありのままの自分」で生きることはとても大事です。
とはいえ、「ありのまま生きる」というのと「自分勝手に生きる」というのはまったく違います。
ありのままに生きる、というのは、ほかの人の意見 / 考え方を尊重した上で、自分の意見 / 考え方も同様に尊重するということ。
尊重した自分の意見 / 考え方をもとに、発言したり、行動したりすることです。
ときには (というかかなりたくさん) 自分が間違っていることもあるでしょうし、間違ったときはちゃんと「ごめんね」と謝ることは大切。
「自分勝手に生きる」➡︎「自分」に比重をおきすぎ。
「嫌われないように生きる」➡︎「相手」に比重をおきすぎ。
「自分の意見 / 考え方」と「相手の意見 / 考え方」を、トントンで尊重するのがいいのかなと思います。
まとめ
ひとは結構自分勝手な生き物です。
自分勝手に人を好きになるし、自分勝手に人を嫌いになる。本音かどうかはおいといて、ときにはひとの悪口をいっちゃうことだってあります。
でもいちいちそんな言葉に振り回されなくてもいいです。
自分自身が精一杯やって、それでも嫌われるならしょうがない。
フォーカスするのは、自分自身が「精一杯」やっているのかどうかだけ。
改善できるところ / 改善した方がいいところだけ、必死でアップデートし続けて、自分自身と本当に守りたい人たちだけを守ればいいのかなという気がしています。
ぼくはそういう時間の使い方をして生きていきたいです。
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