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日ごろのせんたくにまつわるほんのわずかだけ役に立つかもしれない話


はじめに


 ついさきほど洗濯した。洗いおわったよと知らせる合図が鳴るとキッチンのあらいものの作業をはなれ、屋外の干し場に洗濯もののはいったカゴをかかえてむかう。

もちろん洗濯ものを干すため。そこで何度目かになる「あること」をたしかめた。

きょうはそんな話。


洗濯をたのしむ?

 昨今の状況で主業のぼちぼち感をカバーする目的で副業に出ている。主業だけならば歩いてほんのすこしの職場でよいところを、わざわざよりによって車で往復2時間あまりかかる場所のしごとにむかう。

するとやむなくさまざまなヒトビトに出あい、いろんなものにふれる。なにやかやと服につけて家路につく。家族とはべつべつに洗濯をしてすこしでもわたしのもちこむリスクをさげようとこころみる。よってこの状況のもと、まえよりも洗濯の機会がふえた。

洗濯機がたいへんなだけでわたしはなにも洗濯にストレスはない。あくまでもわたしと家族の身のまわりのできごとにすぎない。どうせやるならばたのしみながらやるほうがいい。それはわりと実行できているかも。

どうせやるならばせんたくにまつわるアイデアをだして実用新案か特許でもともくろんでいる。ここではあたまに浮かんだ案件には触れない。特許がとれなくなるから。あたりまえだがここで公開してしまうともとも子もない。


洗濯後のくつ下のあるある

 ここではそんなたいそうな案件にならないある「気づき」を紹介したい。なにも大仰さはない。なあんだということ。特許も聞いてみるとじつはそんなものだが。

家族ともども地味ごのみのせいか、くつ下はいつもおたがいのものを見わけにくい。形状、色ともにている。

とくに洗濯後は水に濡れていて区別しにくいので、乾いたあとに判別する作業が待っている。片方のくつ下をもちあげつつ、ああでもないこうでもないと順列組み合わせの際限のない評定の行動が必要になる。

わたしにとってのくつ下はあくまでも足を覆うもの。くつ下にくるまれた両足の色がにていればいい。一方、家族は厳密さを求める。性格は正反対と言ってよいかもしれない。


全自動洗濯機ならではの…

 数か月前のわたしは、濡れたくつ下のつま先にせんたくばさみをはさみながら(失礼。くつ下のつま先をはさみながらに訂正)、ハタと気づいてしまった。

 洗濯カゴから洗濯のおわったくつ下をとり出しつつしげしげと見つめた。ほぼ百発百中まちがいないようだ、うんうんとひとりで納得。どうやらたしかなようだ。

それはなにかというとひと組のくつ下ふたつ。この両者は切ってもきれない関係にある。運命の糸によってむすびつけられている。

全自動洗濯機の洗濯槽のせまいエリアにぎっしりつめた洗濯ものはほとんど位置をかえずに身うごきしないこと(以前放送されていたNHKの番組「ガッテン」の実験による)をすでに知っていた。それを思い出していた。

ズボラなわたしは洗濯ものを洗濯槽からまとめて取りだす。そのためもう一方のくつ下をおもむろにかごから取り出せると確信を得た。つまり、

「ひと組のくつ下は洗濯かごからつづけてとり出せる(単槽式全自動洗濯機にかぎる)」

という法則が成り立つ。

そのままとりあげて、となりどうしせんたくばさみではさんでお天道さんで乾かせば、とりこむときにいっしょにまとめやすい。


おわりに

 なあんだ、あたりまえじゃないかとお思いの方、やってみるとおもしろいはず。こうして収納までくつ下のかたほうをもち、「相手がいない」ととほうもない順列組み合わせの悩みからわたしは解放された。じつにすがすがしい。

料理などの家事もこうしてたのしみながらやっている。


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