カード類の使用頻度が増して、みずからのだけ作動しないのではという心理がはたらいてしまう
はじめに
このところカードをつかう行動がふえた。直近では交通系のＩＣカードでＪＲのもの。さらにさかのぼると長年買い物につかっていたクレジットカードが同じ用途、公共交通機関で利用できる。乗降の際にピッとかざす。ところが…。
きょうはそんな話。
乗り物で
ほぼ現金を持ち歩かない。文字どおり財布が軽くなったと思いきや、その一方でカードがじわじわとふえつつある。先日出張の機会にようやくＪＲの交通系ＩＣカードを入手。わたしの行動範囲の半分はこれでカバー。同カードはターミナル駅の直営店などでも利用できるらしい。
のこりを地元のべつの交通機関のカードのほうでカバーする。頻度としてはこちらをよくつかう。そろそろ残額を確認できるアプリをスマホに入れようと思うがまだやれていない。
スーパーで
ＩＣカードをようやくつかえたとほっとしたのはつかの間で新顔が登場。新顔といってもわたしには使い古しのクレジットカード。地元交通機関でタッチ決済できるように。導入はわりと早いほうだったらしい。つかいつづけたなじみのカードだけに最新の方式でつかえるのははなはだふしぎな感覚。
話はかわるがしばらくまえからスーパーでは現金でなく、クレジットカード払いばかり。現金払いは八百屋とごくわずかな店。ふだんは財布すらもたずにカード１，２枚だけ。
なんでも
先日の出張でそれがごちゃごちゃになりそうに。見知らぬ地でＩＣカードがつかえるかどうかは乗るまえに知りたい。一応は現金も準備したがそれでもカードをあてるといくたびか異音に遭遇。
「乗れないよ」の警告音。早とちりなうえに機敏とはいえない。ＩＣカードとクレジットカードのタッチ決済の装置の見わけがとっさに判断できないときがある。カード名が◯◯モと似た名称なので混みあう初見のバスの乗車時にそれらを瞬時に見わけて、てぎわよくチップ部分をかざす必要がある。そのコツがいまだにつかめない。
病院では
かかりつけの病院にマイナンバーカードの読み取り機が設置された。健康保険証を窓口にわたすのが通例だったが、せっかくだからと練習をかねて読み取らせてみた。
ところが表示の手順どおりなのに画面が遷移しない。受付の方がこちらのようすに気づいてかまえつつ、わたしはもう一度最初からやり直す。つぎの画面にうつるまえにエラーの表示。２度やってみたがダメ。受付の方はやっぱりねとあきらめ顔。ふだんどおり健康保険証で済ませた。
父の付き添いでべつの病院で父のカードをやってみると難なくできた。わたしのカードではいまだ一度も成功していない。役場で作動状況を確認してもらうと正常とのこと。よくわからない。
おわりに
こうしたことがつづくとやはりじぶんのだけ作動しないのではという心理がはたらいてしまう。本人確認ができないと１０割負担を請求されてしまうこともあるらしい。すでに慢性病で２０年以上通うかかりつけの病院なのだが…。
一度で最初からスムーズにやりとげられるカードがある一方で、わたしのマイナンバーカードに関しては不安なまま。そう息子に話すと「べんりさのための過渡期だから…」という。
役場での諸手つづきなどほかでも呈示するがいまだに相応のべんりさを感じたためしがない。確定申告では毎年のようにマイナンバーカードの認証のやり方が変わりとまどう。老いた両親のぶんの個人認証の更新てつづきを代理人としてやらねばならないがどうしよう。
免許証や国家資格なども合わさる話だが、わたしだけおかしなことがおこりはしないかと思いはじめてしまう。
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