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いまあるもののなかでここからさきの四半世紀でつかうのがのぞましいものってなんだろう


はじめに

 いつのまにか人口の半分よりは年齢が上の世代になった。するとそれまではなんとか世の中のうごきについていけたものすら、ちょっと油断するとおいてきぼりになりかねない。

はたして、余生を生きるうえでまわりにめいわくをかけずに自分でやれる範囲でみにつけておいたほうがよいもの、技術や方法とはなんだろう。IT技術を中心に自分なりに考えてみた。

そのうちのひとつ

 知っておきたいひとつが暗号資産とそれに関連するもの。5年ほど前から接している。しごとのうえでネットショップをもち、請求時に暗号資産の技術をつかうなどのこころみはわりとふつうにやってきた。わたしの周囲でははやいほうだった。

たとえばビットコインなどの語それ自体は10年あまり前にはつかんでいた。すでに社会のあちらこちらにさまざま拡がりをみせている。イーサリアムが近々ハードフォークを経て分裂するとか、NFT市場にあらたな取引所が開設されたとか、ニュースは連綿とながれてくる。

逐一使われるテクニカルタームのひとつひとつをある程度知り、会話のなかに織り込めるまでしばらくかかる。受け売りはみっともないので、じぶんからしないようにこころがけてはいる。ヒトからたずねられたり話題をふられたりで、あいづちやコメントをちょろりとするぐらいがちょうどいいかなと思っている。

ネット決済の導入

 ごくごくささいなことだが、クニがキャンペーンにのりだすよりも前から海外(米国)のネット決済をしごとで導入した。経費は3%あまりかかるが、会計や徴収のわずらわしい業務から開放された。昨今の状況の生じる前に導入できていたのはさいわいだった。

ほぼ同じ頃にはクラウドサービスによる帳簿管理などヒトを雇うより大幅にコストダウンを図れた。いままでの紙の帳簿は何だったんだろうと思えるほど。青色申告もかなりらくになった。

収入にはわりとむとんちゃくなほうなので、あっさりとりいれたし、この決済方法にどうしてもついていけない保護者の方々のなかにはあきらめられた方が何名かいらっしゃった。なんどもお手伝いしてみたがやはりなじめない、スマホが使えないなどの理由でやめていかれる方々もすくなくなかった。

このあたりがいちばんつらい時期。中途半端にいずれも活用するなどは個人事業では無理。したがってここはやらなくてはいけないと思い、導入を決意した。

IT技術習得の谷間世代

 わたしたちの世代から上は学校で情報教育をほぼ受けていない世代。もちろん大学でもおなじ。興味を持つ友人とのスキルに開きができていた。大学で職につきしばらくすると、あっというまに学生向けの情報教育がはじまった。もちろん、分野のちかい数学関係の方々を中心にはじめられたと記憶している。

学生時代にわかりやすいテキストなどなく、試行錯誤しながらプログラミングやコンピュータの基本を独学してきた。SEとして就職した同級生たちの多くは入社してからはじめてコンピュータに接したという。

その世代なのでITのスキルは千差万別。コンピュータを前にして「へえ~この方が。」と両方の意味でびっくりしてしまう。

おわりに

 すくなくとも主流程度のタームに関しては気をつけてついていこうと思う。技術に関してもおなじ。いずれも踏みきれればコストダウンを図れている。そのぶん教室におとずれる方々に時間をさける。

さて、いまあるものでこのさきの四半世紀でつかうのがのぞましいものっていったいなんだろう。

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