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買いかえたオーブン電子レンジの火かげんの調整をこころみた


はじめに

 先日よくつかった(35年間ほど)オーブン電子レンジが手に負えないほどこわれてしまい、あたらしいものにとりかえた。以下はその記事。

はたしてどのくらい火かげんがちがうのか。ひととおりいろいろとつかったようすをメモがわりにしるしておく。

機種がちがうと

 あたらしく買ったのはPanasonicのNE-MS268-K。ごくごくふつうの汎用品。とりたてて高度な機能はついていない。しかしそれまでにつかっていたNationalの1987年製は当時のほぼ最上位機種だったせいか、よくつかう機能については今回買ったものとほぼ同等だった。

したがってオーブンそして電子レンジとしてふだんづかいするうえで遜色ないと考え、この機種を選んだ。

大きさはほぼおなじぐらいかな。ふたのあけ閉めなどはほとんど変わりない。ボタンの回転やタッチパネルの押しぐあいなどもほぼ変わらない。

電子レンジ機能

 まずは日々よく使う電子レンジ機能からたしかめた。解凍機能のつよさを何段階か調節できるのはべんり。ただし解凍の能力に関しては陶器製の皿にのせて解凍した結果でくらべると、あきらかに火かげんはよわめに感じる。したがって1,2段階ほど強めにしてつかうことが多い。

以前のほうが強く、とちゅうで位置をかえる、なかをひっくりかえすなどしたがとけムラは多かった。回転式(ターンテーブル)だったが。今回は回転しないが強めに設定してもあきらかにムラはすくない。途中でなかみをひっくりかえすとさらにほとんどムラなく、しかも余分に熱がこもらずに解凍できた。

加熱に関しては、よく使うのは「あたため」。ほぼ60~70℃ほどに飲みものを温める用途が多い。現況の温度が表示される機能はべんり。お気にいりの温度に達するのを確認してとりだせる。

基本的に操作にとまどうことはほとんどなかった。

オーブン機能

 先日、パンをつくった。発酵の温度までは予熱機能ですぐに昇温。ここまで達するはやさが早くなった。そしてパンを焼くオーブンの180℃までの予熱もほぼおなじ印象。すこしはやくなったかなと感じるほど。

このオーブン電子レンジだけでパンづくりをおこなう場合、2次発酵後にいったん取り出して、180℃予熱操作をおこなうことになる。すこしまのびしてしまう。

そこで2次発酵をカーポートの日光ごしの車のなかでおこなう。車内での2次発酵のこり15分前ぐらいで180℃予熱操作に入れて、発酵終了後ただちに焼ける。これで予熱待ちの時間を節約できる。

焼きあがりぐあいに関しては、付属のレシピどおりで問題なかった。オーブンの機能に関してはほぼ前の機種とおなじ条件を使えそう。

2次発酵のおわったパン生地を専用の金属トレイのはしからはしまでびっしりならべたが、焼きむらなくできあがった。とくにとちゅうでトレイをまわし入れるなどの必要はなかった。なかがあかるくのぞき窓がクリアになった点は使いやすい。

焼きあがりそうなミルクぶどうパン

焼きいもをつくってみた。付属の自動メニューの16番のオーブン機能をつかった。細めのいもをアルミホイルをまいて調理したが、若干表皮にこげがでたぐらいで、なかは蒸しいも程度だった。もともとホクホクタイプのいも品種だったのでこんなものかもしれない。アメのようになるタイプのいもでもういちどやってみようと思う。

さて、パウンドケーキ。長方形のステンレス型を専用の金属トレイにのせて使った。以前のオーブンレンジでは上中下段とあり、中段で35分で焼き上がる条件。はたしてトレイが上段、下段しかないあたらしいオーブンではどうかと焼きかげんを見つつ調整した。

結局のところ焼色から判断して5分延長した。焼けぐあいは申しぶんない。そとはカリカリ、なかはしっとりのいい感じ。

あたらしいオーブンで焼いたフルーツパウンドケーキ


おわりに

 あたらしいオーブンレンジ。基本的に簡素な機種なので、従来のものとくらべるといくつか調整が必要なことは織りこみずみ。そうじて基本的に電子レンジ機能の方は若干よわめかなという感じ。

オーブンは18分のパンではほぼかわらず。温度はおなじでも倍の時間かかるパウンドケーキでは10%ほど時間をながくしてちょうどよいぐらい。この差はトレイの段数のちがいによるのかもしれない。

これからもこの機具の特徴を知り使っていきたい。

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