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これからしごとで気の抜けない時期なのでふだんの食事をたんたんと いつものままのわが家の年越し


はじめに

 ちょうどいまごろはクリスマスや正月のおせち料理の予約のチラシなどがはいるころ。くわえてこれまでさまざまな宴やパーティーなどに参加してきた。そうした「ハレ」に参加してきた経験からそれにまさるともおとらないおせちの料理の写真を見るとほぼこんなあじだろうなと察しがつく。

こうした商品にかかわる方々にはたいへん申し訳ない話になってしまうが、見ただけでおなかいっぱい。ふだんは質素な食生活をつづけているにもかかわらず、そう思う。バチあたりでかなしいことかもしれないが食欲はわかない。こうした「ハレ」の日の食事をわが家では注文しない。

正月でも基本的にいつものごはんと生活のまま。「ハレ」と「ケ」でいえば「ケ」。ローテーションからカレーのことが多い。どうしてこうなったか理由がある。

ふだんどおり

 いつも正月だからと特別な食事を基本的にはしないできた。強いてあげればこの時期ならばふだんどおりの汁にもちをいれるかどうかたずねるぐらい。それでおしまい。もちのエネルギーでからだをあたためるのが主眼。もちろんことしも食べものにありつけ感謝しつつ食べるきもちはわすれずに。

それだけで年中行事の正月の部はおしまい。もちろん日本の伝統文化を尊重する「きもち」はじゅうぶんあるつもりでいるし、批判したり打ち消したりするよこしまな感情があるわけではない。ただわが家はこうしてきただけ。

その理由の大部分はわたしの仕事にあると思う。学習サポートを長く主宰してきた。受験生を毎年のように面倒をみてきた。するとこの時期は仕上げの時期。

細く長く

 とにかく健康管理とふだんのペースを維持するのがなにより。もっともはちまきをしめてやるような根を詰める作業はこの時期ともどもしていない。むしろゆったりじっくり。だから「師走」という文字はここにはない。12月も年末年始はゆったりすごす。

やるべきことは年間つうじてじっくりやれたうらづけがあるから。これは当事者の生徒たちだけでなくサポートする側のわたしとておなじ。車の両輪のごとくおなじリズムで年間つうじてコンスタントに。まさに「カメ」の歩み。

ではかわりに

 それでは1年のけじめというか、終始はどこ?とたずねられそう。このしごとに従事される方の多くは3月末から年度明けのころかもしれない。わたしもそう。旅行などはたいていその時期をあててきた。たいてい1年でいちばんじぶんやわが家のための時間としている時期かもしれない。

ちょうどこれからしばらく気の抜けない時期がちかづいてくる。この11月中旬あたりからとくにいつも体調の維持に気をつけたり、歯のメンテナンスに通ったり。じぶんがしっかりしておかないとさまざまめいわくをかけてしまいかねない。

とくに昨今の病の状況もあって12月の忘年会などの行事には参加しないで済むのは上記の点においてとてもプラス。周囲の方々からわたしのしごとが一般的な時間とほぼ反対な点に気をつかってくださっている結果かもしれない。年末年始もそう。体調をみだしかねない行事などには極力参加しない。たいてい体力のないわたしがなにかしらもらってきてしまっては元も子もない。

食事には

 したがってとくに食事には気をつけている。年末年始に突入してもペースを変えずにまったくのふだんどおり。どうもこれこそが体調維持に欠かせないとわかってきた。

なんのことはない。もともとさわいだりにぎやかにしたりをこのまないほう。ヒトのすくないしずかな場所をこのむ。この性向を自覚して以来、わがままかもしれないがその年のしごとを成就するうえでもっともたいせつなことだとわかっているから。

おわりに

 ほんとうに「細く長く」がじぶんにあった仕事だなと感謝している。おそらくこうした地味ごのみでおとなしくしているほうがこころやすらぐ点でむりなく合致する。

その点を生徒たちも理解してもらえている?と感謝しつつ、ことしもおなじようにたんたんと年を越していきたい。

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