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あさのうちにすませておくとのちの行動の選択をひろげられる


はじめに

 学習サポートを主宰している。このところ学校の定期テスト対策。休日に朝から出てきてもらい試験範囲をおさらいする。

休みの日の朝にほんのすこしおこなうこのサポートの意味とは。

いつもとのちがい

 ふだんは学校がおわってからのサポート。学校にいけない生徒については昼間。1回の時間はながくならないように1.5時間のみ。あとはじぶんでやろうね、というところまでもっていく。

こういった学習サポートのやりかたはさまざまあるはず。ほかの兼業のためサポートに時間をかけられない。そこでこのような時間をかけないで効果をあげられる方法をとってきた。

1か月前には

 定期テストならば1か月前にはひととおり試験範囲をさらりと説明をおわらせておく。ここでおたがいに概観できるとちがってくる。理解のすすんでいるところとそこまでたっしてないところ。

おおまかにメモするといい。まだらになっている。基礎ができているところは標準レベル、まだなところは基本から読みなおし問題をいっしょに解く。するとあやふやなところがあぶりだせる。

1か月あると余裕があるので、あいかわらず1回1.5時間で試験のほぼすべての教科について上のように並行して学習していく。週に2,3回でおこなうので、毎回こうやってレベルをあげつつ課題点をはっきりさせてやったところを家でおさらいしてもらう。家でしっかりやりなおしのできる生徒はかたちができてくる。

試験前の対策で

 試験がちかづいてくる1週間前。たいてい2,3回よぶんに休日にきてもらう。すでに全体的には定期テストの標準レベルに達しているので、いちばん右下の問題まですんなり解けるように時間をはかりながら解いてみる。

時間がかかるところやかんちがいしやすいところを把握してテストが迎えられるように練習する。休日に出てきてもらうのは、午前中はやくの1.5時間でしあげと時間調節。気になるところを家に帰っておさらい。

しあげていくと

 この方法で定期テストの結果は安定してきて、それぞれの生徒はみずからの各教科の学習のだんどりをじぶんでかんがえられるように。

けっきょくのところ学習はじぶんでやれるようになるのがいちばん。わたしはサポート役にすぎない。それに気づくまで手伝う。

気づきがふえてくると表情がかわる。きっとわかりはじめているんだなとこちらもうれしい。

その顔をみつけるのがしごとのはりあいになるし、もっとできるように教えようというきもちがわいてくる。でもそこをぐっとおさえて、おしえすぎない、あくまでも自主的にと思いとどまる。

おわりに

 このしごともすでに18年。もういいかなあと今の生徒たちの進学先をみとどけたら最後にしようと思っている。

これからもnoteにすこしずつこれまで得た気づきを記していこうと思う。

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