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きょうも食料品として買ったもののほとんどが廃棄直前のものだった


はじめに

 仕事帰りになじみの生協の店に。ほぼ週に1回。ほとんどが定価で100円台のものばかり。

それを賞味期限まぢかになって割引になるころに買う。いつもそう。それで店の廃棄物の処分量を減らすことができる。一挙両得。

食べものを手に入れる

 農業をやめてまる2年になる。肉さかなを買いたすぐらいでほとんど畑でつくったものばかりで生きてこれた。ところが昨今の状況で余剰分を売ることができなくなりつくるのをやめてしまった。すでに本業の学習サポートによる収入をうわまわり、第二種兼業農家と名のれるほどになれたのはほんのつかのま。

くやしがってもしかたがない。高齢の家族がいる以上、リスクを高めるわけにいかない。その年の春作を最後として夏のなかばに食べ終わった。

そのすこしまえから生協の週1回の個配で肉さかなをほんの数百円。あとはのりやとうふなど。畑の収穫物がこころぼそくなるにつれて、個配でやさいを買いたすようになった。

昨今の状況で学習サポートはリモートのみとなり収入がへりはじめた。農業による収入もなくなり、この時期にガクンと収入がへった。この本業の落ちこみで支援金をてあつく援助してもらえた。なけなしの貯金をとりくずす一歩手前でなんとか食べていけた。

店の食べものの行き先

 店に行けば基本的にほしいやさいがある。つくる経験をしてきたので、つくられる方々の苦労があたまのなかにうかんでくる。買ったやさいはムダにしないで使いきる。

むだにできないので必要なものをすこしだけ買う。かといってしんぼうばかりしているわけでもなく、このあいだ記事にしたようにやさいの分量はじゅうぶんらしい。

生協の店にはいるとまっさきにむかうのは、処分品のコーナー。ほしいものがそこにあれば運がいい。もうひとつほどそこから手に入れる。なるべくこのコーナーのものを優先して買う。

その理由はゴミになってしまうから。なかには堆肥になることが決まってるものもあるそうだが、基本的にはゴミとして処分されるはず。

そうなる前にわたしが買い、すこしでもゴミになるぶんをへらしたい。それだけ店のゴミ処分の経費を減らせる。

おわりに

 きょうもこうして食べものを買ってきた。やさいとパン。いずれも30~50%引きだった。これならばふところもいたまない。すぐに冷蔵庫に入れれば日もちしないものは数日中につかいきれる。

たしかにやさいをつくっていたときよりも支出はふえた。2.5倍ほど。それはしかたがないこと。こんな状況にあるヨノナカだからなんとかしてのりこえないと。

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