カレールーやカレー粉をつかわずに自家製のやさいやハーブなどを中心にカレー風のものをつくる
はじめに
今週はじめの記事につづいて過去の日記からこれはという内容のものをえらんで手をいれてnoteへ。きょうは4年まえのまだ農業をやっていたころの料理から。
ふと思い立ちカレー(風)の煮込みをつくった日記からの引用。
きょうはそんな話。
(きょうはいきなりその当時の記事へ、ついでにタイトル写真は販売所にならぶ直前のわけぎ)
自家製の材料がメイン
無性にカレーの風味のものをたべたくなった。はたけの野菜とハーブ類をつかい、カレーっぽいものを作ろうと思いたつ。
はたけなどから・・・にんじん、じゃがいも、キャベツ、青いトマト、コリアンダーシード(パクチーの種子)、ローリエ、ウコンの根(カレーによく使うターメリックの生のもの)、手づくりヨーグルト
市販品・・・たまねぎ、発酵黒にんにく(いただきもの)、赤ワイン、しょうが、クローブ、ガラムマサラ、豚バラ肉、こしょう、鶏ガラだし(減塩タイプ)、マーガリン
ひごろから常備しているものや収穫したものでそれっぽい材料がそろった。
つくるようす
ひとくち大のサイズにやさいを切り、つぎつぎになべにほうりこんでいため、材料がぎりぎりかくれるぐらいの水と赤ワインを適量くわえて煮こんだ。ころあいをみてヨーグルトを加え、味とコクを出すために鶏ガラだし、マーガリンを味見をしながらくわえてひと煮たち、いったん火を止め味を材料にいきわたらせた。
すでにそれっぽい香りが周囲にひろがり、カレーをつくる態勢にはいったと自己満足。そうはいっても心配のタネはつきないので味をみる。いつもどおりのうすあじでつくれた。
塩分は鶏ガラだしのぶんだけなので、ひとりぶんに換算するならば0.3グラム程度(ふつう味の方にはとてもうす味と思う。市販ルーの5分の1以下)。いつもどおり減塩の食事なのでこれでもじゅうぶん満足の味。
さて、風味は
なによりさまざまなハーブがしっかりはいるので、市販のカレールーよりもしっかり香る。とくにコリアンダーシードはふだんたべるパクチーの葉の印象とはまるでちがい、すりつぶしているうちからまるで花のように芳香がただよう。
さらにウコンなどといっしょに加熱すると混然一体となりカレーっぽい香りに豹変するからふしぎ。ウコンはとりすぎるとけっこうからだへの影響があるとされているので、ごく少量控えぎみにくわえたにもかかわらず、へやじゅういきわたるようにかおりが充満した。
わりと調整なしになんとかカレー風味の煮ものができた。煮込んだキャベツはめだたなくなり、ふだんどおりにんじんとじゃがいものめだつ。くりかえすが、ごく少量にもかかわらず生のウコンの根やコリアンダーシードはおろしたてで香りがひきたち風味のきめてになる。
なお今回つかった市販のガラムマサラには上にあげたハーブや香辛料の一部をふくんでいる。おそらく重複している。
おわりに
皿のごはんにかけてカレーのようにたべる。市販品のルーとくらべてなんの遜色もない。ひとあじもふたあじもちがう。いくつかの店で食べるタイプのカレーにちかい印象。今回は肉をくわえなかったがチキンカレーにするとよく合いそう。
それから小麦粉をつかわずにヨーグルトだけでとろみがついてけっこういい味が出た。塩分の調節が自由なので材料があるかぎりしばらくはこうしてカレーをつくろうと思った。
おまけにこちらはそののちアレンジした採れたてやさいたっぷりのスープカレー。
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