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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2023年2月の記事一覧

本や雑誌を買えなくなってひさしい大学はほんとうに学生たちの学び場なのか

はじめに  なんどかnoteに記事でとりあげているが、かんたんに改善の見込みやそれに置き換わるものが準備できるかというとなかなかそうはいかない。あともどりしようにもどうしようもないぐらいのところに来てしまっているのか。 大学の研究パートに従事するなかで、まちがいなくその危惧する方向にすすみ、取りかえしがつかなくなるところまですでにきている現状を目にしてお知らせしたい。 きょうはそんな話。 見ためはよくなったが…  大学の研究パートのしごとに就いて1年が過ぎた。そのあ

おぼえられないパスワードにしてしまうわたしとヒトにおぼえられてしまうリスクにおびえるわたし:相反する行動のはざまで

はじめに このクニのヒトビトの平均年齢よりも年上になった。わすれるのはあたりまえと無頓着とあきらめの境地のあいまに漂っている。 一方で思いだそうとあたまをカラカラとふるがなにも出てこない。この無念さ、なんとかならないか。それはパスワード。 きょうはそんな話。 わすれることのすさまじさ このところ「わすれる」のは日常茶飯事。とりたてて腹をたてたりがっかりしたりするほどではない。ただすさまじいなあと思えるほどのわすれかた。「わすれた。」のつぶやきを聞いた家族がとなりで首をが

ふだんのこだわりのない食事づくりにまつわるとりとめのないさまざま・あれこれについて

はじめに  毎日、家族とのふたりぶんの食事づくりを担当。するとさまざまおこる。しごとやなにかで予定変更などざらにある。そしてズボラできまぐれなわたしの性格に由来するあれこれ。 きょうはそんな話 仕事で…  このところ年度末が近づきなにかと気ぜわしい。あっ、確定申告をしあげるのをわすれているとか、メールをしごと先に返しておかなくちゃとか。 昨今の状況が3年あまりつづいて、基本的に家族での食事はべつべつに。朝はつくりおき。わたしが昼間に外出先でしごとのときにはふたりぶん

親を検査のための病院に送迎して待合室で仕事先とメールをやりとりしながらおもうこと

はじめに  病院の待合室でふと思った。ここには年配者が比較的多い。その病気や症状の当事者。それに付き添うわたしのような立場のヒトビトも。それぞれ時間をつくってきている。 ということは付き添う方々のぶんのしごとはどなたかが代わってやっているか、そのぶんが止まったままなのか。これから先はもっと余裕がなくなりそうな…。 きょうはそんな話。 病院に来て  きょうは父の検査の日。「食事ぬきで朝いちばんに来てください。」といわれておとずれた。となると昼ちかくまでかかるだろうなあ

わりと高めの音がわたしには聞こえているらしい なにも得にはならないけれど

はじめに  さまざまな多様性があってみんないろいろ。それはじぶんにもあてはまる。ほかの方と似ているぶぶんもあれば、ここはすこしちがうかなと。 そんなことはあって当然だし、それもふくめてじぶん。だれにでもヒトにつたえるほどでないそんなちがいがあるからこそおもしろい。 でもなかには以前からふしぎだなと思えることが。 きょうはそんな話。 物理の実験で  あれはたしか高校1年のころ、物理の実験室だった。「音」の単元。いつも物理の教師は短い演示実験をやりながら物理の法則など

郊外の鉄道旅は場所と時間の多少の不自由さもふくめてたのしみのひとつ

はじめに  昨今の状況からようやく公共の交通機関の往来も回復のようすがみえてきた。なかでも鉄道は地方によっては現状は心配なところはあるが、全般的には客足がもどりつつあるのではないだろうか。 「鉄道旅」ということばにはなにか独特のおもむきがある。やっぱりわたし自身は「乗り鉄」のひとりなんだなあと思う。 きょうはそんな話。 車窓に向くと  前職のわかいころはけっこう時間があって全国各地への移動で鉄道をよく利用していた。出張の前後に余裕があると空路よりも鉄道ときめていた。

こういうヒトがいるといいなと思うとなぜかそういうヒトがむこうからあらわれる

はじめに  このところいつも思う。これって偶然? なにかやろうとするとそれにもっともふさわしいヒトがそばにあらわれる。そしてしごとやそのほかのできごとがスムーズにとんとん拍子ですすんでしまう。 ここ8年ぐらい、1度や2度ではない。そんなたびたびあるのだろうか。 きょうはそんな話。 」 よくありがちな…  ここ7,8年のあいだ。新たになにかやろうと思ったり、やりはじめたりしたとき。そのたびにふしぎだなと思う。じんわりくる。たとえば8年ほど前。 やさいをつくり、量が

これまですごしてきた時代の変わりめを感じるきょうこのごろ

はじめに  パソコン(パーソナルコンピュータ)やインターネットがそれぞれ登場したころ、へえ~こういうのがあるんだ。と感じたがその重要性に気づくのはずっとあとのこと。 このあたりからじわりとしごとのなかみが変わり、いまや出社して椅子に座り、休憩時間の離席をべつにしてPCを前に働けば完結するしごとがめだつ。テレビやスマホもしかり。まだまだ変わっていきそう。 きょうはそんな話。 こどものころ  この話をすると多くの方から、いったいいつの時代のことといわれそう。もはやそんな

夜明けまえに職場にむかう車のライトにそれぞれのヒトの息づかいを想像した

はじめに  このところ研究パートのしごとが大詰め。卒業研究にともなう卒論発表の準備。経験の浅い学生さんたちのこと。何から何まで段取りの手順や中身がつかみづらい。 したがってすこしだけ?先輩のわたしがアドバイス役ではやめに車で出勤。ふと思うことがあった。 きょうはそんな話。 通勤時間  一時的に寒さがゆるんでいる。夜明けまえの時間はもっとも一日で気温が低いのが通例。それをじゅうぶんこころえているつもりで玄関の戸を開くまえにはかるく気合をいれて外にでる。ここ数日はほおに