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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2022年6月の記事一覧

隔靴掻痒 かゆいのはこっちだよ 研究費をサポートすべきすぐれた研究者は申請書がきをかならずしも得意としない

はじめに  あ~もう、じれったい。がまんしてたけれど書かず(掻かず)にはいられない。もう、そんなかんじでモンモンとしている。だって原資はわたしたちの納める税金や預けた財投債だよ。 せっかく政策ですすめてくばるならばこうしないと。ほんとうにすぐれたヒトたち(ここでは研究者)には届かないよ。その研究費。 一時期そうしたありがたき研究費を拝領する立場にあって、いまは自由なパート研究者。「〇〇は見た!」ではないけれど、おとなしく善良な機関所属の研究者にかわりイケンしたい。 クニ

リモートではないのに1日だれにも出会わないしごとから今後を予想した

はじめに  研究施設ではたらきはじめて、スタッフのみなさんにおせわになっている。ところがいぜんはたらいていたときはとさまざな点でちがいを感じている。 とくに昨今の状況の影響はとても大きい。今後のこともあるのでそのようすを書き記しておく。 はたらいてみておもうこと  以前はたらいていたところにお世話になっている。当時(20年前)とくらべてちがうなあと感じたことをいくつかあげてみる。いずれもヒトとの関係性について。 まずは昨今の状況がつづいているため、学生さんたちのたくさん

ネットで中古車を用心しつつ買ってみた

はじめに この場所に住んでいてしごとにむかうわたしにとって、欠くことができずやむなく利用している車。こればかりはどうしようもない。 そこで今回は家族の支援を得つつネットで購入し、かれこれ2年になる。その行動についてしるす。 本記事の内容についてなんら利害関係を持ちません。あくまでも本内容につきましては自己責任でご利用いただきますようにお願いします。 生活の足  中核市の南端の中山間地に住む。最寄りのスーパーや行きつけの病院までむかうとすると、歩き、鉄道、歩きの往復で午前

おとなのわがままとこどもの理性 家庭で理性をたもちつつ勉強を教えるには

はじめに  こどものペースにまきこまれてしまい、つい感情的になってしまう経験者は多いだろう。 この無邪気かつ小悪魔的存在に対峙し、いかにして大人の体面をたもちつつ理性でもって教えられるか。この乗り越え難き課題に立ちむかい、そのはてにたどりついたさきには…。 夏休みまであと3週間あまり。ことしこそはリベンジをとお思いの方々へ。 おとなとこどものあいだでは  「クレヨンしんちゃん」を読む(もしくは視聴する)とわかるが、しんのすけはなかなかのくせ者。彼のペースをいつも維持して

やさいづくりをやめたあと、これからの主役級になりそうなコオロギのおやつをたべてみた

はじめに  ちきゅうの住人たちの食料がおぼつかない。ヒトの食料そのものだけでなく、牛豚鶏魚(こんな熟語はない、造語)の飼料すらほとんど輸入にたよるクニにわたしたちは住んでいる。そんなさなか、あるおふれ(2022.3.25)が農水省からでていたのを知った。 この「おふれがき」についてはすでに公知のこととしてコメントしない。そんななか、しばらくまえからためしてみようとなかば本気で思っていた矢先、こどもが購入したのがこれ(開封後のパッケージを撮影)。コオロギをふくむたべもの。

実生の梅苗が庭から顔をだす

はじめに  梅の木と実はいずれも有用。冬木の姿は風情があるし、花はうつくしい。果実はいろいろ手をくわえるとおいしくなる。夏の木漏れ日のあいだから涼風を家の中にみちびいてくれる。 そして、ことしの庭にはこぼれ種から芽吹いた梅の幼木がすらりと伸びている。 以前の記事にひきつづきわが家の実生の梅の木たちについて。 発芽しやすい?  どうやらうちの梅の実は落ちたままにしておくとわりと発芽しやすいらしい。昨年から今年にかけて3本をかぞえた。ふだんから草刈り機をつかって庭の草を刈る

十数年ぶりに論文を書く環境に就いて思うこと

はじめに  転職前には多い時で年10報ほどの学術論文を書いていた。しんどくなってしごとを変えそれから開放された。晴れて「自営業」となれてふんだんにある時間とつつましいしごとをみずから差配でき、おだやか?な時をすごしていた。 ところが、昨年12月にひょんなことからもとの職場(研究機関)にパートタイ厶で復帰して、はや半年。以前と同様、論文を書く羽目に。そんな浦島太郎的経験のレポート。 さま変わり  ここでつとめて実験と執筆にいそしむ日々が復活。そして以前の自分のやっていたこと

梅雨の空のした、にわの花々とすごすとき

はじめに  ほったらかしのうちのにわ。住人にはおかまいなく、花々たちが咲きみだれる。いつのまにかうちに住みついたものが多い。そのいくつかのきょう(2022.6.18.13:00)のようすをパチリぱちり。 平日は…  このところ車で出かける機会が多い。つまりいえをるすにする(あっ、みじかい回文♪)。するとにわに出てながめることがごくすくない。それでも季節のめぐりがくりかえされ、時季ごとにおなじみの花がひらく。 玄関から庭にでて車のドアをあけるごく短いあいだ、それらの花のよう