マガジンのカバー画像

わかいヒトへのメッセージ

183
小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

なぜいま木に興味を示すのか ふと若い頃に原点を求めてみた

はじめに  木がおもしろい。 これまでさまざまなことに興味を示しちょっとだけ触れる、あるいはいろいろなところに首をつっこんでみるなど、どっぷり浸からない程度に接してきた。 そのなかで連綿とつづいているものがある。それに気づいたのはつい先ほど。どうやら原点を探れそう。忘れないうちに文をしたためよう。 興味を示す根源  いったん興味をもつと身近におきたい性格のようだ。そのひとつが木。緑のしげるようすにいやされるが、それにもまして材料としての木材。 中学1年の技術家庭科で木

この1200日のあいだにすすんだこと、そのままだったこと

はじめに  昨今の状況、せかいじゅう例外なくこのなかですごした。ほぼ例外なく。とうぜんわたしもそう。そのための対策やはたらきかた、生活、そのほかもろもろ、影響をうけたこと、そのままのもの。 きょうはそんな話。 ある冬のさなか  2019年の12月だった。ニュースがながれた。おかしな感染症か?これはどうもようすがおかしいとへんな勘のはたらきがちなわたし。 それは某国からはじまった。昨今の状況。冬時期だったので学習サポートのこどもたちや保護者の方々には、クルーズ船のまえ

児童・生徒にとって各段階で計算をくりかえし解く「ドリル」のたいせつさをあらためて考えてみた

はじめに  小学生~高校生まで学習をサポートしていて感心することがあります。 それはドリルすること。教えていながらこういうことを書くのもなんですが、とくにこどもたちが熱心に計算問題を解いている姿を見ていると、おとなにとってはつらいと思える作業。わたしにはつづかないだろうなと思います。なんのためにこの作業をするんだろう。そう考えた時期があります。 読解力や思考力がもとめられているのになんで?とお思いかもしれません。だからこそ、計算や漢字でつまづかずに、時代のもとめる力の養成

通勤のくるまのなかで中高校生の英語講座を1年ほど聴いてみて

はじめに  朝のくるまでの通勤時間。週2回つづけてきたことがある。1年ほどやりつづけるとすこしだけちがいがでてくるなあと感じた。 きょうはそんな話。 くるまのFMで  週2回のくるまでの通勤。ねむけ防止にいつもFMをつけている。ちょうど朝の英語講座の時間。中学生から高校生にかけての3つの番組をたてつづけに放送している。わたしが中高生だったころより、いまはこのラジオ番組にかぎらずはるかに英語をシャワーのように聴ける機会がある。 もちろんむかしも同様のラジオ番組はあった

地方暮らしと都会生活の選択で迷う自分をプッシュしてくださった方々

はじめに 人生、おおいに迷うことがある。わたしは大学院での就職活動でそれがおとずれた。どうどうめぐりで結論をだせないまま。ふと、活動途上でのめぐりあいから…。 きょうはそんな話。 就職活動での迷い 若い頃はわりと割りきって考えていたようだ。ドライでサバサバしていたといってよいかもしれない。大学院の修士課程もなかばにさしかかり、就職活動していた当時をふりかえりたい。 かなりあわただしかった。ようやくみずからさがし得た上場企業の面接へ心の準備のないまま出立した。 地元に残

みずからの守備範囲をつかむのはわかいうちならばいろいろとできる

はじめに  体力や気力の限界を知ること。それは多少の無理のきくわかいうちならばやってみるのもいいかも。 そのうえで、行動できる範疇をおのずと知れる。 きょうはそんな話。 運動部で  中学・高校と運動部に所属していた。小学校ではいわずとしれた運動がニガテな代表格だった。それがなにを思ったか、中学にすすんだら運動しようと思ったから不思議。いまもってそのときの心境を思い起こしてみるが、とんと想像がつかない。 ただひとつ、手がかりと言えるのは近所のある同級生の存在だったか

こどもたちが生きにくい世の中にしないためにまわりのおとなたちができることとは

はじめに  このところこどもたちの学習サポートをつづけていて、この流行り病の状況を抜けたあとの活動をどう方向づけしようかと模索中です。わたし自身そんなにいつまでもうごけるわけではありません。 いまだ思考をつづけて散漫ですが、頭のなかにある内容を記します。 つたない経験から みずからの経験をふりかえり考えます。過去のうち中学校時代は楽しかったし時間がゆったり流れ、小学校から中学のあいだは永遠につづくのではないかとさえ思いました。それだけ密度が濃かった。 さまざま新鮮な経験

AIに適切な問いをなげかけられる能力がこれからのしごとにおいてたいせつと気づいた

はじめに  鈍感なほうだ。それでもこのところのAIツールの進展にはおどろくばかり。ごくごく日常にはいりこんできた。ネットをつうじて無料でしかもそこそこの事象ならばそれ相応の受け答えがかえってくる。 ただしべんりなのものにはかならず表裏の両面がある。メリットもあればデメリットも。そのへんの事情もふくめてふれたい。 きょうはそんな話。 どれほどのものか  ChatAI関連のものをキーワード検索すると数かぎりなく出てくる。AIツールが世にでてきた。すでに研究のしごとでは昨