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わかいヒトへのメッセージ

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小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
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2023年1月の記事一覧

昨今の状況の出口のみえはじめたなか、学生さんたちとせっして

はじめに  どうやらこの春以降に、昨今の状況のようすがかわりそうな気配。そんななかで研究パートのしごとに通う。 するとおなじ研究室に所属する学生さんたちとせっする機会がある。2年生から4年生。昨今の状況はこうした学生さんたちの生活を大きく左右していると報道では聞いていたが、あらためて現実として知った。 しごとにむかうと  研究パートのしごとは週2~3回。早朝から夕方まで。フレックスタイム制。日がながくなりはじめたのですこしずつうしろへずらしている。それでも朝はやい。だ

年齢をかさねてできるようになったこと あたまのなかでつかえる部分がまだあった

はじめに  なんとかわかいころの記憶をたよりにきょうは書いてみたい。文章や写真が何かと残っているので、それらが参考になる。だんだんととしをかさねるとからだじゅうおとろえていくばかりかとかんちがいしていたかもしれない。 きょうはそんなはなし。 さえてくる部分  いつのまにやら歳をかさねてきた。10年単位でふりかえると、ちかごろの10年のほうがはやくとおりすぎていくかんじ。直近の10年なんかそれこそあっというま。 そのあいだになにを何をなしえてどんなことができなかったか

受験シーズンには関係なく日ごろの学習計画の70~80%をやれたらたいしたもの

はじめに  よのなかは受験シーズン。計画を立ててコツコツと学習をすすめようとかんがえている方がきっといるでしょう。 ここではそれとは関係なくふだんの学習の計画の立て方に関して。でばなをくじくかもしれませんが、老婆心ながらそれにまつわる失敗しにくいやり方のおはなしを。 予想外に…  たいていの学習計画がそうですが、なにをどんな期間でどこまでやるかをまずきめると思います。これをしないままでは泥縄式になるでしょう。たとえると持久走の練習をするのに距離や時間をきめないでやみく

新築から四半世紀がすぎるわが家の設備でつかってきてよかったものから

はじめに  おなじころに新築したご近所はほぼリフォームを経験された。わが家は洗いだし壁をえらび、外壁のみてくれだけは遜色ない。それで油断しがち。 あらためて家の内外をおおきなトラブルになるまえに点検しよう。きょうは雨戸について。 風雨にそなえて  西日本のわが家は、台風や大雨にみまわれやすい。このところ台風、集中豪雨とも日本全国どこもゆだんできなくなった。そのため、これから家をつくられる、家をおさがしの方々にすこしでもやくだてていただける情報をと思った。くわえてわが家

さまざまな魚種をたべたほうが健康のリスク分散ができて海などの環境への負担をへらせるとかんじる

はじめに  世のなかのうごき(とくにわがクニ)をみつめていると、特定の魚種をこのんでたべているのはまちがいない。サケ、マス、マグロ、そしてさかなだけでなくエビやカニ。かたよりすぎると水圏(海、川、湖や池もふくめて)の環境に大きな負荷になっていそう。養殖もほぼおなじ。 いままであまりなじんでないけれど、漁獲されながらそのまま処分されている魚種をふくめてたべる。それがもとめられる時代がきているとかんじる。 店にいくと  年末から年明けにかけてニュースを見ていると、恒例とし

山すそをあるいて毎日のようにあたりのかすむ原因がさまざまあると気づいた

はじめに  このところ体力回復を目的としてほぼ毎日歩いている。たいてい風のつよい海側よりも、陽だまりができ風のすくないあたたかな山側へ。 空気のつめたいのはすぐにあたたまりなんとかなる。山を仰ぎ見ながら坂みちをのぼるのはここちいい。 このところちかくのスギ林から山々にかけてかすんでいる。ああ、そうかもうそんな季節なんだ。あらためて早春の予感。 運動をかねて  山をあるく。海のほうにはむかわない。先日、所要で線路をまたぐ渡線橋のむこうがわに出た。海はすぐそこ。顔を海岸

これまでの過去の人類の資産となる技術やくふうを複数くみあわせるとほかに追随されにくくなる

はじめに  さて、しごとはじめ。ことしはなにを開発しようか。アイデアはあるがひろいあげただけではどれもありふれている。 世界じゅうのだれかがほぼおなじころに思いついてもしかたない。その程度じゃあ手がけられない。できればもうひとひねり、あるいはふたひねりくわえられると...。そのくわえる相手とは。 きょうはそんなはなし。 オレンジ色の日の出をみつつ  ことしもあけた。さて、たずさわっている研究パートではさまざまな研究開発をすすめている。目標は実用化やほかへの応用。もっ

ウシのかわりに草からウシの肉ほどのタンパク質をつくりだすことは

はじめに  としのはじめにぼんやりとかんがえた。いずれウシなど草食動物の肉をたべられなくなる。 するとそのかわりのタンパク源をみつけださないとならない。大豆やコオロギなどさまざまなものが肉のかわりやタンパク源として登場している。 これでもタンパク質研究者のはしくれ。なんとかつくれないものだろうか。きょうはそんなおはなし。 もはやウシをたべるのは…  もうすぐたべられなくなるのでは。すでに質素なくらしを実践中のうちでは正月でも祝日でもウシの肉を口にすることはほとんどな

生きるうえで高校や大学で、そしておとなでも「倫理」や「倫理学」に注目してもっと選択してもいい

はじめに  高校で「倫理」をじっくり学べたのはさいわいだった。しかも「師」とよぶにふさわしい教師から教われた。 「倫理」ではヒトとはなにか、ヒトはどう生きるかをまなぶ。年をかさねるにつれてベースとしてこのまなびは有益なだけでなく、じつに奥がふかい。 きょうはそんなはなし。 「倫理」という教科  高校の教科で「倫理」に出あう。高校では教科名で社会はないけれど、「地理歴史」と「公民」からなる。「公民」には「現代社会」、「政治・経済」そして「倫理」の科目があり、そこから生