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わかいヒトへのメッセージ

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小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
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2022年10月の記事一覧

不登校の生徒を無理のないかたちでサポートして

はじめに  かなり以前のはなし。さまざまな理由で学校に行けない、勉強がいきづまっている生徒たちを中心に、はげましながら勉強を教えてきていまにいたる。そのなかでのひとこま。 じぶんなりの教え方と不登校生の成長のようすについて当時のメモなどを頼りにプライバシーに配慮しつつ示したい。 いま一歩前へふみだしたい、その手がかりやヒントがほしい方々へむけてのふりかえり。 親子であいさつに  ある生徒(仮名:真奈)が勉強を教えてほしいと母親といっしょにおとずれた。まったく学校に行

スモールビジネスの例として学習サポートのひとつの形態を経験からしめすと

はじめに  転職して自営したい。基本的にヒトにあれこれ指図されないでじぶんの裁量ではたらきたい。代償として責任のすべてがみずからの身ににふりかかってくるけど。 18年目になる学習サポート、ずらしつつ兼業してきたいくつかのしごと(各6年、3年、そして1年)。昨今の状況下、リスク分散のため各しごとの規模を極力小さくしてしのぐくふうを。 それぞれなんとかなるかたちまでもっていけてどうにかつづけてきた。以前からシンプルな生活をつづけていたからできたといえそう。 質素になるかも

スモールビジネスの組みあわせで生活する シンプルライフのくらしを地方で 

はじめに  地方でくらすうえでなにより気にかかるのがしごと。食べていくためにやりたいことでえらぶと、ひとつのしごとではなかなかむずかしい。自営ならばなおさら。ではこうしたらどうだろう。 無理しないかたちで生活をシンプルに。ゆっくりとすこしずつしごとをたす。複数のスモールビジネスならば希望のひかりがみえてこないだろうか。 倹約をストレスにしない範囲でむりなくやりながらはたらく。ここ18年あまりの実践から得た結論とは。 脱サラして  体調をくずして18年前に給料をいただ

昨今の状況で家にとじこもり色白になりながら世代間の歩みよりについてかんがえた

はじめに  昨今の病の状況がつづきほぼ3年ちかくになる。適応するための生活がふつうになっている。 家のなかにとじこもる生活なので夏をすぎたあとなのにいままでになく色白。極端に陽にあたっていない。この状況前の農業で色黒だったのがうそのよう。陽にあたってできるビタミンはできてないだろうな、きっと。 すこし見なおさないとなと思いはじめた。でもこんどはからだがこの状況に慣れてきて加齢もあり、うごくきもちがわいてこない。皮肉なもの。 この生活は…  昨今の状況は1年目には長く

研究しようとすればさきだつものが… 大手の理解と中小の悲哀

はじめに  研究パートで常勤スタッフの方々をサポートしている。最新の論文や報告などを目にすると、あらたな研究のアイデアがあれこれうかぶ。あれとこれ、そしてこの試薬があればとまわりをみわたして算段する。たりないものの価格をのこり予算にてらしあわせてみる。たいていたりない。 いいアイデアなんだけどなあ。たいていそこでボツになる。着手できるのは予算内で算段がつきそうなものにかぎられる。同時にてをこまねいていないでスポンサーさがしをはじめる。 なんと年度はじめから予算がたりなく

もうすぐ300記事 noteをつづけてみずからの文章の「くせ」のいくつかに気づいた

はじめに  もうどのくらいになるだろう。毎日のようにキーボードにむかい文章をつくりはじめて。 ことばをあたまからひきだして下書き、1日おいて清書、そして投稿。この手順で、みずからのことばのくせや傾向が見えてきた。他人の文と思えば容赦なくはぶいたり、かえたり。 気づいたいくつかについて。 下書きについて  すこしまえまで紙に下書きして赤ペンで修正、それを見ながらキーボードで入力していた。ほぼ完成した文章を入力する。ただでさえ見ぐるしい書きなぐった文字。それに朱をいれ、

英語か数学をあげるとおのずと国語もついてくる 「読み解くちから」はほかの教科でもつけられる

はじめに  高校のころは国語ができて、英語はふつう、数学がからっきしできない生徒だった。お手あげ状態だったわたしがいまなんと数学を中心におしえている。 この経験をもとに、わたしの主宰する学習サポートでは数学のどこがどんなふうにわからなくなるのか、生徒のきもちによりそえる。 おのずと数学と英語を中心にまなんでいるうちに、国語ものばすという教えかたをしていた。おとといの関連記事につづいて。 自信のなさは  高校1年生のなつやすみ。学校から配られた数学の夏休み課題が、最初