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家しごとにまつわる話

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日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。
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#料理

この時季だからあじわえる:パスタにとうだちやさいをあわせると…

はじめに ひとむかしまえはたけをつくっていた。この時季には、秋作でそのままにしていた作物たちが新芽を出しはじめる。 秋から冬のあいだにじっくりためこんだ滋養を託すかのように、新芽の部分はあじが濃い。まちがいなく栄養も豊富。新鮮なうちに調理しよう。 きょうはそんな話。 おすそわけ やさいがとれはじめるとわが家では食べきれなくなるので、知りあいや近所の方、それからしごとで日ごろおせわになる取引きさきへ、やさいやみかんをもっていく。「従業員でわけますね。」とのお返事を頂戴す

年の瀬にむかいやさいをあつめてまわる買い物をした

はじめに やさいをつくらなくなって4年。買う立場になり、つくづくこんなに食べるのには費用がかかることを思い知る。立場がかわると現金なもので、見てくれはわるくともすこしでも大きなものに手がのびる。 歯医者に通うのをはさんで午前と午後で2回、買い物にむかいおもにやさいをあつめてまわった。年末年始は店がけっこう長く開いていない。そのための食料としてのやさいをきらすといけない。 きょうはそんな話。 いつもどおりのしごと 学習サポートのしごとをながくやっていると年末年始(つまり

料理をするならやっぱりつかいなれた削る、おろす道具がいちばんいい

はじめに ふだんなにげなくつかっている道具。とくに料理の用具は必要最小限のふだんづかいをひっこし荷物にくわえた。 1日3食摂るのでさまざまちまちましたものが要る。ながいものは何十年となじみの品。 (タイトル写真:はたけのケールとラデッシュ、アーモンドスライスのサラダ) きょうはそんな話。 おろしがね やさいはかたまりでなく用途に応じたべやすいように、しかも食感をたのしむためいろいろとかたちをかえて調理する。 たとえばおろしがね。ひとむかしまえの家庭用はなまえのとお

からだが慣れるか、あたまが順応するか、はたまたこころがついてこれるか

はじめに ひっこしてひとりぐらしを賃貸ではじめて1週間。たまたまお盆の時期にむかう。このところ家族の健康のようすが安定しているので、こころなしか安心。もっぱらわが身をゆっくりとあたらしい生活に慣れさせるチャンス。 うごくにはいま一度だんどりをひととおり思いうかべないとならない。つまりまだ慣れていない。 きょうはそんな話。 雨風はどうか このクニはふたつの台風に翻弄されている。ちょうどそんなときにわたしはすみかを変えた。雨にたたられるかと案じたがなんとかやりすごせた。あ

調子のよい道具は意識しないままながくつかいつづけて愛着の品になっている

はじめに ふだんづかいの道具のなかにはつかい勝手がよくて、手もとにながくおくものがある。このところ調子いいのはくるま、PC、そして料理ばさみ。とくにまいにちの料理にかかせないはさみは重宝している。この道具、ひとつの利点となる特徴をそなえている。 きょうはそんな話。 以前のもの 20年ほどまえだったかな。ごっついキッチンばさみをつかっていた。ところがこのはさみ、洗うと2枚の刃のあわせ部分がいつまでもしめり、そのうちさびてきた。もともとサビやすいようだ。いったんそうなるとサ

ふだんのこだわりのない食事づくりにまつわるとりとめのないさまざま・あれこれについて

はじめに  毎日、家族とのふたりぶんの食事づくりを担当。するとさまざまおこる。しごとやなにかで予定変更などざらにある。そしてズボラできまぐれなわたしの性格に由来するあれこれ。 きょうはそんな話 仕事で…  このところ年度末が近づきなにかと気ぜわしい。あっ、確定申告をしあげるのをわすれているとか、メールをしごと先に返しておかなくちゃとか。 昨今の状況が3年あまりつづいて、基本的に家族での食事はべつべつに。朝はつくりおき。わたしが昼間に外出先でしごとのときにはふたりぶん

ぎょうざの皮をてづくりするか皮を買うか市販の冷凍ぎょうざを買うかどうか迷うところ

はじめに  迷いはじめている。冷凍食品のあじの薄あじでよいものがあらわれてきた。ぎょうざもしかり。 ぎょうざならば皮を小麦粉でつくり、あんを入れるところまでわりとかんたん。どちらをえらぼうか。 きょうはそんな話。 皮をつくる  先日、しごとから帰りついてからぎょうざを食べたくなった。はくさいと豚ミンチがあるぐらい。先日おいしかったニラはいまの季節ではにわにない。 そこで皮を小麦粉をこねてつくった。もちろんネットのレシピの協力をもらいつつ。最近はめん棒でのばし粉をふ

旬の根菜をメインにした煮物はこの時季いちばんのおかずになる

はじめに  さむくなってきた。なんとか秋からこの冬にかけてそだったやさいのねだんがいまのところ安定している。 せっかくのこのチャンス。たんまりやさいを食べない手はない。根菜を中心にぐつぐつ煮て、さむいなかでもあたたまるおかずとして2日がかりでたべていく。そんな話。 根菜をいれる  だいこん、白菜ともに価格がさがってきた。冬のやさいたちが主役になりつつある。ごぼう、にんじん、新しょうが、里芋、じゃがいも、もどした干しだいこん(てづくり)、こんにゃく、かぼちゃ(庭でつくっ

てづくりのたまごサンドをつくりながらパン切り包丁のつかい勝手のよさを考えた

はじめに  先週の土曜日はひるからしごとはやすみ。ほっとひといき。そこでひるごはんにたまごサンドをつくろうと思いついた。 ゆでたまごをゆではじめた。前の日に買っておいたパンを切る。そこでふと手にした道具のつかいやすさとありがたみについてあらためて気づいた。そんなおはなし。 しごとののちに  8時にはじめた学習サポートのしごとを午前中に終えて家路に。そうだたまごサンドをつくろうとふとあたまにうかぶ。きのうパンを買ったばかり。まだやわらかい。たまごはおもいのほかたくさんス

こんだてえらびは着手前の1分で ストックを見てからの選択

はじめに  たいていふだんづかいのやさいを中心に買いものをする。くわえて店から通勤の行き来では買いにくい冷凍食品や米、卵、牛乳、オートミールなどは生協の個配で。 つくりさえすればさら以外なんでも食べるのでメニューにこだわりはない。そこで汎用の材料をえらびがち。 たとえばやさいなら...。 買いもののやりかた  たいていスーパーに週1~2回むかう。まずは旬のやさいのたなをめざす。理由は安いから。高いくだものなどは店のかざりつけと思いとおりすぎている。 つづいて処分品

こんぶでだしをとる ほしえびで風味をつける しょうゆはほのかに色味をつけるだけ わが家のうす味習慣

はじめに なんども記事にしているので、すでにご存じの方もいらっしゃるだろう。そう、減塩生活をつづけている。 それでもスープやみそ汁はいただく。それらから摂れるやさいの栄養ははかりしれない。 それにはおいしいだしがとれてこそ。減塩を長つづきできて軟着陸できるかはどうもそのあたりがカギをにぎっているのではとふと感じる。 琉球王国を中継して… 最近、こんぶにはまっている。ああ、なべが食べられるのはしあわせだなあとつくづく思う。よいだしこんぶに出会えると、おもわず「あたり!」と

7,000日間やってみた わが家のいちばんのはたらきもの それはなんと…

はじめに 昨今の状況下、巣ごもりになれてどっぷりつかっているなあと思っていたら、主業がいつのまにか黄色信号、それはそれはと副業に弁当を抱えて向かうこの3か月。 それにともないしみじみあることに気がついた。テーマどおりならば7,000日あまりやってみたとなるかな。その勤労に感謝しつつふりかえりたい。 巣ごもりで たまたまかもしれないがずぼらなわたしには巣ごもりの生活はむしろストレスがすくない。ようやく慣れてきたかなと思ったら、財布のなかみ(もはやかなり以前から手もちの財布