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家しごとにまつわる話

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日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。
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#仕事

リモートではないのに1日だれにも出会わないしごとから今後を予想した

はじめに  研究施設ではたらきはじめて、スタッフのみなさんにおせわになっている。ところがいぜんはたらいていたときはとさまざな点でちがいを感じている。 とくに昨今の状況の影響はとても大きい。今後のこともあるのでそのようすを書き記しておく。 はたらいてみておもうこと  以前はたらいていたところにお世話になっている。当時(20年前)とくらべてちがうなあと感じたことをいくつかあげてみる。いずれもヒトとの関係性について。 まずは昨今の状況がつづいているため、学生さんたちのたくさん

仕事にもっていく自らつくる弁当はなぜおいしいと感じるのか

はじめに 時間の都合で仕事先での食事なので、夕食の弁当を自分でつくりもっていく。そろそろ3年になる。 昨今の状況になる前から仕事の拠点を増やしていたので、なにもあわてることではなかった。むしろ楽しめている。 移動する機会が増えたため。そのメリットのいくつかを中心に記しておく。 仕事先が増えた 中学、高校生を中心に学習を支援する仕事を、本業の学習塾とかけもちでおこなっている。夕方からいそがしい塾とは違い、朝から昼間はあいているのでできる。こちらはべつの広いエリアを対象にし

本業が減って新たな仕事に就く はたらける場をなんとかつないで生きようとする

はじめに 昨今の状況下でリスクの高いしごとがあると感じている。このところの動向から。 当該業種のひとつとして本業をつづける前提で支援金をいただいた。国や地方自治体から支援があるなんてめったなことではない。あらためてこれは重大事なんだなと感じた。 そこで基本的に人に合わない、ひとりでできるくふうをできることからおこなってきた。しかし頭で考えるのとやってみるとでは大ちがい、場合によって一部を休止、最悪の場合には廃業・転業を視野に入れた。 その矢先に知人から声がかかる。ある分

学校へ行く、しごとへ向かう それぞれの立場でふとんから抜け出すヒトの行動について思うこと

はじめに 1日おきに研究する場での仕事に車で向かう。始動したばかりで暖房のまだはたらかない車内で身ぶるいしつつ、つめたいハンドルをにぎる。すると登校する小学生たちの列に出会う。最徐行で注意しながら進みつつ、ボランティアの交通案内員の方に目礼する。 このあたりは道がせまく、交代で保護者が辻ごとに立ち見守るなかで、道路の左側をかろうじて1列ですすんでいる。車を使えるおとなとちがい、こどもたちは雨の日も風の日も歩き。頭が下がる。 学校と職場。それぞれどうして朝早くからみんなけん

先人たちのやったことの結果を振り返る日々 なぜこうしなかったんだろうとか失敗の検証のたいせつさとその意味

はじめに 新しく就いたしごとで、過去にたずさわった人々の実験ノートやレポート類をたんねんにチェックする作業をすすめている。失敗も忠実に記されている。じつはとても多くの気づきがある。 そして当時なぜ上司や先輩は、的確な指示を出さなかったのか、あるいは出せなかったのか。あえて失敗覚悟で身につけさせようとしたのか。いまになっていろいろ思う。のちの時代にあれこれいうのは卑怯かもしれないし、その点についてはお許し願いたい。それを承知のうえでのつぶやき。 過去の失敗の資産 じつはこの