つや消しキャンディ塗装で「HGUCシナンジュ」をより美しく。
今回は、約2ヵ月間かけて作った「HGUCシナンジュ」の作品紹介となります。
「つや消し × キャンディ塗装」という、一見矛盾しているような塗装方法ですが、シナンジュのような流線形イケメン機体には非常にマッチします。
むしろ、キャンディ塗装の「派手さ?やり過ぎ感?」が少し軽減されて、その代わり「上品さ・気品」みたいなものがUPしたのではないでしょうか。(知らんけど)
「HGUCシナンジュ」の最も至難な部分と言えば、「エングレービングの塗り分け」だと思います。
今回は、エングレービング塗装の定番である「エナメル拭き取り法」を行いました。
噂には聞いておりましたが、想像以上に面倒臭くて、神経を使う作業だったので、これから挑戦する方は覚悟してください。
最終的に、100点満点といった出来栄えにはなりませんでしたが、及第点には届いたかと思います。
今回は、「ガンダムデカール HGUCシナンジュ用」を各所に貼りました。
当然、HG用のデカールなので、貼る場所の指定は説明書に記載されておりません。
なので、「MG シナンジュ ver.Ka」の説明書を画像検索して、それとデカールを見比べながら貼ることにしました。
背中のプロペラントタンクについては、キット付属のパーツは使用せずに、「コトブキヤ プロペラントタンク(丸)」という改造サポートキットを使用することに。
このプロペラントタンクの元々の出来が異常に高く、本作品の中でNo.1のクオリティとなってしまいました。。。
塗装に関しては、「EX-ホワイト」をメインに、「フレームメタリックⅡ」、「ハーマンレッド」で塗り分けを行いました。
非常に素晴らしいキットだと思いますが、スケール的に「1/100(MG)以上」のキットには 物足りない大きさ・太さ だと思いますので、「1/144スケール」での使用をオススメします。
今回、「ハトメ」と呼ばれる金属を取り付けた箇所があります。
脚の外装パーツの上部に見える「リング(金色)」のようなものがハトメです。
(↑ 実際に使用したのはAmazonで購入した物ではありませんが、参考までに。)
また、膝の外装に 甘いディテール があったので、こういった場所は積極的に改修していきたいですね。
実際、この部分はドリルで開口して、シルバーで塗った「小さめのパイプ」をはめ込んだだけなので、簡単に出来ちゃいます。
↓ このような市販のメタルパーツを埋め込むのも、手軽に完成度が高くなるのでオススメです。
また、シナンジュという機体には、各所に トゲトゲしいデザイン が施されています。
ですが、ガンプラで再現するとなると、基本的には安全面の配慮により、先端が丸まっていることが多い です。
なので、こういう場所は、ヤスリがけでチョンチョンに尖らせてあげると、より引き締まった印象になる と思います。
定番工作が故に、この作業を怠ってしまうと、ライバルモデラーとの差が出てしまうので注意です。
動画にもまとめたのですが、動力パイプの部分は「パイプ」と「スプリング」で置き換えております。
HGの動力パイプというのは、基本的には ゴム質なパーツ で再現されていて、ヤスリがけが非常に難しいです。
しかも、ディテールも甘いことが多いので、出来れば改修した方が良いと思います。
今回は、「コトブキヤ モビルパイプ」という商品と「HIQPARTS 精密スプリング」を組み合わせています。
これもジオン系キットの定番ではありますが、「モノアイのHアイズ化」を行いました。
シナンジュのモノアイは「緑色で小さい」という特徴があるので、「Hアイズ3 グリーン」を購入すればOKです。
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