![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113149467/rectangle_large_type_2_0f1fb0fc4f6cb9e09a714fe11d378869.png?width=800)
ビジネスにおける実践的な五徳の理解
この記事では、ビジネスにおける実践的な五徳の理解についてまとめています。
まず最初に仁徳。これが重要で、人からの信頼信用が高まります。
目の前の相手にお尽くしする。
目の前の相手に全力でお尽くしするという生き方ができれば、僕達の人生における守備力ってのは本当に高まるんですね。
例えば、一番のミニマムな集合体って、家庭とか家族じゃないですか。
家庭で全ての時間を奥さんや子供などに関わっていれば、守備を完全に任せてもよくなるんですよ。
常に子供のことを気配りしたり、奥さんに対してありがとうって常に言ったりですね。
やってくれることを感謝したり、やってもらって当たり前という姿勢じゃなくてですね、子供の授業参観に行ける時は行くとか、たまには家族サービスするとかです。
忙しいのはわかるんですけどここをおろそかにしないことで、ないがしろにしていたらですね、たまには子供の面倒見てよと言われたり、家庭環境がギスギスしたり子供にも尊敬されなかったり、どんどんですね仁徳の部分で欠けていると、家庭内から崩壊していっちゃうんですね。
自分以外の誰かが、あの人は本当に素晴らしい人だからを尽くしたいと思われる。これがまずないんです。家庭がボロボロであったら。
やはり家庭で優しくない人は外に出ても優しくなかったり、優しくできたとしても二重人格というか、裏表がある人って思われちゃうんですよ。
行動にそのメリハリが効きすぎてですね。
そのいいとこ、悪いとこが、ひっくり返ったり、ちょこちょこ見え隠れすると、人格としてちょっと疑わしいなって思われるんです。
やはり多くの人は敏感ですからね。その部分に。
だから24時間365日あなたの後ろは守れなくなっちゃうんです。
城が小さいときはまだ見回れるかもしれませんけど、お城がもしも大きくなれば、見回ることはできなくなります。
守備を意識的にやるレベルでは、企業を大きくすることはできないんですね。普段の関わりから守備を高めないといけないんです。
そのためにも最大限の優しさと慈しみが必要になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1691981028516-QlGw1MEIaa.png)
次に、義徳。
儀徳とはどういうものかっていうと、裏切らない、嘘をつかない、陰でコソコソしない。
攻撃力になるんですよ。この部分が伸びていると。
何か義理を欠かない義徳を通すと、取引額が増大していきます。
詐欺、投資詐欺、信用を裏切らなければお金は倍々に増えるんですね。
1回目の取引で本当に誠実にやったら損を出そうが、誠実にやっていることがわかればですね、もう1回チャンスが来ますけど、損が出たにもかかわらず、何か取り繕って適当なことをごちゃごちゃ言っていたら、これ以上でかい案件をこの人には投げられないなって相手は思うんです。
小さな商取引であっても、信用を裏切らなければ取引規模がどんどん大きくなっていきます。
全力で勝ちをお伝えしたいんだけど、言った通りの結果にならなかった。
そういったときに信用を取り戻す方は、裏切らない方法は2通りあるんですね。
一つ目は、そのままお金をお返しするのか?
二つ目は自分の持っているものを全て費やしてお尽くしするのか?
このどちらかです。
これさえすれば、次のときにもう一度信頼してもらえるし、チャンスをもらえるんですね。
自分の持っているものを全身全霊でやってくれた。
この人に頼んで損をしたなら仕方がないと思われるほどですね、約束を守ってくれる人に、大きなチャンスとか、次のご縁が回ってくるんです。
そして礼徳。
これはちょっと長くなっちゃうところもあるんですけれど、発信力が高まります。
目下の人に対して、部下や立場の低い人に対してですね、自分が最も尊敬している人と同じように接するんです。
その人たちからの圧倒的な信用と信頼を獲得できるんです。
このように優劣はない。綺麗も汚いもない。空の思想ですね。
仏陀におけるなんか、かなりレベルの高い考え方ですけど、これは非常に実践と相性がいいんですよ。
状況として、事実として、客観的な事実として立場が下とかポジションなどの優劣ではなくてですね、ただ単に下がいる。
それはただの事実なんですよ。
部長の下に5人の課長とか、5人の課長の下には10人の部下など、発信力とは思いが伝播する人の数なんですね。
自分の言ったことをやろうと思ってくれる人の数です。
自分よりも目上は数が減るんですけれど、目下や自分よりも立場が下。
これは決して優劣ではないですからね。
自分よりも立場が下の人に対して礼儀正しくすることこそが発信力を増大させる肝になるんです。
ここは覚えておいてください。
そしてぜひ実践してほしい部分なんですよ。
魅力のない社長は部下に対して汚い言葉を使ったり、偉そうにするじゃないですか。
すごいパワハラで部下に対して失敗をめちゃくちゃ責めたり、そこの窓から飛び降りろよとか、実際はやらないと思って言ってるんですけど、本当に言われた方はすごい傷つきますし、この人の下で働いてて自分は正しいのだろうか?もう尽くせないと思うんですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1691981085757-TvLRkRj4dw.png)
相手の仁徳の部分、仁徳の部分をすごい傷つけますからね。
営業マンや中小を物のように扱う会社は結局、無理を聞いてもらえないんですよ。
自分が困ったときに、全くヒラの新人営業マンに対して、「ありがとうございます。あなたの知識を、あなたの命の時間を使って教えていただけるのは本当にありがたい。真剣に聞きますので、価値のある時間をご一緒させてください」ここまではオーバーに聞こえるかもしれませんけど、これぐらいのことを頭の中に入れておかないと、これの10分の1も相手に伝わらないですからね。
発信力というのは、その人の影響を伝播したいと思う人間がどれぐらいいるかなんですよ。
銀行は使わないんですよ。僕の先生の体験談になりますけど、銀行は食えるようになっている人には喜んでお金を貸すんですけれど、食えない段階の人を育てる機関ではないんですね。
全くもって、だからそんなことをしているから、ビジネスがでかくなっても、お宅に金を借りようとは思わんよって思われちゃうんです。
悪い銀行、悪い人がいて、勤めてる銀行はですね。
本当に本当に小さいときから1人の事業家として扱われたら、その人に恩義を感じて応援したいと思うんですよ。
だからまだ弱小で、まだ立ち上げたばっかのスタートアップの企業のときから銀行さんがもしも、力を貸してくれたら絶対にそのご恩に報いたいと思うんですけど、そんなことをしてくれる銀行さんがいないっていう、まぁ例えですよ。
全ての銀行が悪いわけじゃないし、中には本当に親身になってくれる人もいるかもしれません。
そこで1人1人が拡声器になるんですよ。
いろんなことがリンクするし、最大限の慈しみを持って礼儀正しく人としてご一緒する。
いくら素晴らしいことを言っていても、影響力のない人っているじゃないですか?
それは結局人間的魅力のせいなんですよ。
圧倒的に目上の立場の人が自分に対してですよ、ものすごく綺麗な言葉でリスペクトした態度で接してくれたら、言葉を発してくれたら明らかにエネルギーが違いますよね。
心震えますよね。
この人って思っていたよりもすごい人なんだとか、もっとお近づきになりたいとか、できればお力になりたい。
できれば貢献したいと思ってもらえるんですよ
思っちゃうんですよ、僕自身がですね、そういう目上の人にそういう対応してもらえたときって、受け取れるエネルギーが違うんですね。
仁義礼徳があれば、信徳は嫌でも高まるんです。
本物の人間関係になりますよ。
仁義礼がなくなれば、関わりは切れちゃうんですよ。
積み上げるのは超時間がかかるんですけど、反対をやると一瞬でなくなるんですよ。
仁徳も儀徳も礼徳も結構簡単に聞こえるかもしれませんけど、時間がかかるからすごい難しいんですね。
なのでとにかく仁義礼徳あれば、信徳も嫌でも高まります。
そして知徳の部分ですね。
原理原則の学びはなくなりません。
基本的には目先や小手先の技術や方法はデモンストレーションにはいいんですけれど、本質的な改善ではないので、消えてしまうんですね。
整体院でその瞬間だけ筋肉が緩んで、肩こりが良くなったと思われる手法もあります。
トレンドでも食えちゃうのが厄介なんですよ。
僕も元々トレンドブロガーとして数十万円稼げていて、毎月稼いでいましたけど、あるときそのブログの価値がなくなっちゃったんですね。
そして目先の利益に飛びついても食えちゃうこともあります。
ただ、ずっと苦しいんですよ。
原理原則の本質的な生き方なら圧倒的な安心感があります。
一生自分の人生は食いっぱぐれるものはないし、自分の持ってるものを全て出すことに何の恐怖もそれもない。
自分の人生の資産はなくなるようがない。
自分の魂が喜ぶんですね。
だからこの知徳の部分も意識してみてください。
最後に、信徳ですね。
この信徳とは、トップランカーを持ったスキルを持つ人が集まってくるんですよ。
一生涯かけて一つのスキルを磨いた方が人生は基本的に豊かになります。
目の前の人に尽くして何ら不安はないし、このような人に出会ったら魅力に飲み込まれますよ。清徳の高い人に会ったら、一切の自分ごと捨てて、自分の持つものに執着がないと思い、真似したいと心から思えちゃうんですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1691981270421-XGWWUT5oth.png)
結論として、人を動かすには、自分の持つ執着を捨てることで、周りが動いてくれるんです。
だからめちゃくちゃ難しいんですよ。
この信徳を持っている人の考え方を理解するっていうのは。
ここで身口意って言葉があって意味がわからなくても、身振りや口ぶりを真似すれば意味を持つってことです。
やったことがなければ、信じることができないじゃないですか?
進捗あればできるんですけど、何の不安もなく信じても大丈夫だと感じる心ですね。
魅力さえあれば、一切の説明が不要になります。
この信徳っていうのは、その他の五徳、四徳ができてこそなんですけど、ここを最終的なゴール地点にしてほしいなと思っています。
最後に習得の四つのサイクルもお伝えさせていただきますね。
習得っていうのは基本的に3と7の倍数でできているんですよ。
例えば3日坊主、まずは3日を続けてみることが大事で、3日できたら1週間できるんですよ。
3から7日ですね。
次に3週間で何かしらの変化が起こります。
3日坊主でできたことが1週間になって、その1週間を3倍して3週間やるんですね。そうすると変化が起こるんです。
その次は3ヶ月やってみると習慣になります。
続けられる習慣からやってみてください。
目先の成果を必要ありません。
人生の苦しみや課題はなくならないからです。
ただし、今の苦しみがなくなることがなくなることはない。
何言ってるのかわかんないと思いますけど、本当難しい部分だしこれが真理だと思うんです。
この習得の四つのサイクル、まずは3日坊主でいいから、3日をやってみて、1週間やって、それを1ヶ月にして、3ヶ月やってみる。
頑張ってくださいね。
この信徳を高めるためには、知徳も必要だし、知徳に至るまでに礼徳が大事で、この礼徳ってのは個人的にすぐ実践できるし大事な部分だと思います。
そして、義徳。これは他人を裏切らない、嘘をつかない、陰でコソコソしない。これが積み重なると、あなたのやりたいことがすごいでかくなってくるんですよ。
そして、仁徳、これがなければ、身内から崩壊していく、味方が育たない、味方に信じてもらえない。
だからやることなすことうまくいかなくなっちゃうんですね。そのように仁徳・儀徳・礼徳、知徳に、信得、この五つですね。
結構覚えるのは簡単なんですけど道徳って、ビジネスをやる上でそんなに意味もないって思われる方もいるかもしれませんけど、実際ですねこの五徳を本当に深い意味でこの記事以上に理解していただければ、絶対にビジネスに好影響って出ますからね。好転しますよ現状から。
なので、暗記するまで聞いていただければ考え方も変わって、本当1日もできなかったことが3日できて、それが1週間出来て、1ヶ月になって3ヶ月できれば習慣になって、あなたも自然と五徳が身に付いてきます。
この記事も最後まで聞いてくださってありがとうござざいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?