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戦争っていまだに起きるのだというやるせなさを、誰に伝えればよい。

ロシアがついにウクライナに全面侵攻を開始したとのニュースが

飛び込んできた。

私は語る言葉を持たない。

ウクライナの人々がロシアに何をしたというのか。

NATOに仮に加盟したとして、

だからと言って今後彼らがロシアを脅かすような行為に及ぶと思うのか。

あるいはそれを通していよいよ西側がロシア侵食を企てると、

いまだに妄想するのか。

ソビエトが崩壊し、冷戦が終わったといわれて30余年。

それでもロシアと中国の旧友同士はことあれば連携し、

西側諸国同士もまた同じように手を組んで、

お互い対抗する構図は何も変わらない。

「西側」いう言葉をいまだに使う我々も問題なのかもしれない。

どこかでいまなお仮想敵として彼らをみなしている証左かもしれない。

思想や言語を超越して、

インターネットがほぼ地球上の全人類を水平につなげたと思われる中、

それでも人は傷つけあう。無垢の子供たちが犠牲になる。

道理を話せばわかるのではないかの期待は、はかなく潰えた。


人間っていつまでたっても学習しない。


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