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そのスキル、借りてもいいですか?


あなたには、特技がありますか?
特技とは言えなくても、趣味や、人より少し優れているスキル、学生時代に夢中になったスポーツなど。
それ、そのままにしておくのって、勿体なくない?


こんにちは(*^^*)
事務サンです。


今回の記事は仕事のこと。
仕事というよりは、考えているだけでワクワクするような楽しいこと!
言うなれば、明日遠足!みたいな(笑)
頭の中でイメージが膨らんで止まらないので、今回文字に起こすことにした。

先日、社長との面談でまたも名言をいただきました。
「この会社は、【場】を提供するためにある」
「やりたいことをやっていい!仕事を通して、人生が潤えばいい」

こんな会社、楽しすぎん?
その延長で、大人が持っているスキルを生かす場があっても良いんじゃないか、と。

そもそもこの話になったのは、社長からいただいた年賀状がきっかけ。
宛名の文字が手書きで、めちゃくちゃ達筆だった。
奥様かな?と思って聞いてみると、人に教えられるくらいの資格があるとのこと。
そこから話が膨らんで、絵も得意、歌詞カードを描いたりするのも好きと聞いた。

実は事務サンも、幼い頃から書道を習っていて、現在四段の資格を持っている。
スマホやPCが主流の時代だけど、字がキレイで損なことはない。
子供にも、もう少し大きくなったら書道を習わせたいなあ、と思っていた。
ただ、先生が居ない。
事務サンが習っていた先生は、当時で80近かったおばあちゃん先生。
今は引っ越してしまったので、どうしているのか分からない。

そんな話を社長にすると、そういう「場」があってもいいよね?と。
そもそも、大人達が持っているスキルって、師範とか、教える免許とかが無い限り、生かす「場」がない。
なんて宝の持ち腐れなんだろう・・・。

そして、趣味だから、などと括り付け、人にはなかなか自分から話さないものでもある。
逆に、自分が気付いていないだけで、相手からはスゴイな~と思われているものもあったりする。
教えるほどでもないと思っていても、相手が子供だったらどうだろう?

子供の時の記憶というのは、大人になってからも案外覚えているもの。
その体験や記憶がきっかけで将来の夢が決まった、なんて子を何人も知っている。

ゲームやスマホが悪いとは思わない。
そこから得るものだって、あると思うから。
でも、実際に体験出来る「場」があること、教えてあげられる大人が近くに居ること。

これって、素晴らしいこと!


まだ具体的なことは決まっていないけど、例えばさっきの社長の奥様の話。
―書道編―
・小学生向け→学校で習った漢字を書いてもらう、自分の名前を漢字で書く、など。
・幼い子向け→筆を持ってみる、触ってもらう、実際に好きな絵を筆で書いてもらう、など。
・筆の持ち方や、力の加減など、実際に体験してもらって学んでもらう。

―絵画編―
・歌詞カードにあると目が惹かれる挿絵。
どのように差し込めばバランスが取れるか、雰囲気に合った絵になっているか、などを学んでもらう。
→バンドをやっている大学生、吹奏楽やマーチングの演奏会のチラシ、ピアノコンクールなどのお知らせなどに使える。
・フリー素材のイラストもいいけど、手描きで一味違った雰囲気を演出したい方向けに。


え、待って。
ものすんごく楽しそう。
いーなー、今の子(笑)


他にもこの会社には、特技や才能を持った従業員がいる。


<従業員Tさん  ~弾丸ダーツの魔術師~ >
彼は、ダーツの世界ではちょっとした有名人らしい。
一度、飲み会の後の三次会でその腕前を拝見したことがある。
事務サンはダーツには詳しくないので、ブル(真ん中)くらいしか分かんない。
でも、スッと的に向かって飛んでいくダーツは、素人とはまるで違う鋭さがあるのを感じた。
さすがに子供向けではないか~と思ったけど、そんなこともない。

的あてゲームのようにすれば、危険なこともない。
・当たっても痛くない、くっつくタイプのボールを使ってみる。
→ブルにボールがくっつけば、お菓子のプレゼント!それ以外は、重機の乗車券、など。


<従業員Sさん ~世界で通じる英語!目指せ地球一周~ >
彼は、英語が話せる。
スマホの中に翻訳機が備わっているのは当たり前の時代。
それでも機械だから、誤作動とか、現地の人にはうまく伝わらないことってあると思う。
英語が必須科目な世の中なのだから、学んでおいた方が絶対良い。

実は事務サンも、保育園から小学校の間、英語の塾に通っていた。
今は全然話せないのだけど(笑)
そこで印象に残っているのが、「ベジタブルゲーム」
おままごとで使うような、野菜や果物のプラスチックのおもちゃを机の上に広げる。
先生が、英語で野菜や果物の名前を言う。
それをみんなでカルタのように取り合って、たくさん取った子が勝ち。
お菓子をひとつもらえる。

これのおかげで、何故か単語や名称を覚えるのが早かった。
文章となると別だけど(笑)
子供にとって、これとこれは一緒なんだ!と考える結びつきゲームは、意外と楽しいものだと思う。


<工事部部長Yさん ~人見知り撃破!言葉を操る話術師~ >
彼は、とにかく言葉のボキャブラリーが多い。
そして、例え話がめちゃくちゃ分かりやすい。
子供向けではないかもしれないが、事務サンのように人見知りな人もすぐに打ち解けられる才能がある。
これは、大人になって社会に出た時、会社にとって物凄くプラスなスキル。
例え話が上手い=未来の想像がしやすい、ということ。
特にお客様相手に仕事をする時に、まずはお客様の心を掴む。
何万通りもある言葉の中から、最適な言葉をきちんと選んで。
そこから例え話で、契約まで持っていく。
これが平常運転で出来る人間は、そうそういない。
同じ業界で講習会のようにしてもいいし、全然関係ない職種から、遊び心を交えて会話の勉強をしてみる場というのを作ってもいい。


<工事部部長Yさんの奥様 ~誘惑の満腹ファクトリー~ >
Yさんの奥様は、お菓子作りが趣味。
キッチンカーでの移動販売も考えているらしい。
販売する前の力試しではないけど、実際にいろんな人に食べてもらってアンケートを集計する。
その声を生かして、例えばアレルギーがある子向けに材料を変えてみたり、添加物が気になる家系向けに、無添加のものを作ってみたり。
食べ物はフレーバー次第でも幅がグンと広がるから、色んな食材を試してみるのもいい。
最近は、唐揚げ作りにもはまっているそうで、その味は絶品だとか…。
屋台や有名専門店にも勝る美味しさとのことなので、事務サンも食べてみたい(/・ω・)/


<工事部全体>
・重機乗車体験
→地元の催事に繰り出す消防車と違って、なかなか乗る事の出来ない重機。
去年開催した、会社の夏のBBQ大会で子供たちが重機乗車体験をした所、物凄く喜んでいた。
事務サンが子供だったら、やっぱり乗ってみたいと思う(笑)
 


<サポート業務>
事務サンのように、これといって秀でた特技も無い人も中にはいるかもしれない。
困っている人はいないか、迷子になっている子はいないか、揉め事はないか、パトロールする人間、場をコントロールしながら動かしていくスタッフも必要。
むしろ事務サンは、そういった業務をやってみたいとも思う。
この話を部長にしたら、それってすごいことなんじゃない?と言われた。
誰かの為にとか、自分が主役じゃなくてもいいなんてなかなか人は思えないから、自分からサポート業務に回りたいって人も、サポートする目線から何か教えられることもあるんじゃないか、とのこと。
さすが話術師(笑)


まだ全然一部だし、全く形にはなっていない夢物語。
でも、「場」を提供したいって言ってくれてる社長の思いを無駄にしたくない。
それにこの体験から、子供たちの将来やりたいことの選択肢が増えたら、すごく嬉しい。


何か意味のあることをしたい。
子供たちのために、大人が出来ることをしたい。
会社が、その「場」であるという幸せを、どこかに生かせたらいいなあ。




 


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