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豊かな暮らしを叶える「心地よい窓辺」

日本ならではの上質な住まいの魅力を伝える「SO上質な日本のすまい2」では、「心地よい窓辺」を特集しています。
建築家・伊礼智さんが設計する住まいは、開口部のそばに居場所があり、外との関係性を大切にしています。日射のコントロールや断熱・気密性能を確保し、快適な温熱環境を持たせたうえで、住まいとしての意匠にもこだわり続けている伊礼さんの心地よい窓辺とは…。

伊礼智さんが手がけた住宅5事例を元に解説

高気密・高断熱が当たり前となった今でも、心のどこかに、日本らしさや日本建築のよい部分が消えていくような疑念を感じている建築家は少なくないと思います。僕もそのひとり…。10年前から高性能住宅に取り組みつつも、外部とつながる日本建築の魅力を失いたくないと想い続けていました。

特集「豊かな暮らしを叶える心地よい窓辺」伊礼智さん

開口部のそばが最も気持ちのよい居場所であり、『閉じてよし、開いてよし』の日本らしい情緒と性能を両立させたいと考える伊礼さんの「心地よい窓辺」。なぜここに開口部を設けたか、どのような仕掛け・工夫を施したのかなど、5つの事例を元に解説しています。

01 魚沼の家
02 つくば・里山の平屋暮らし
03 くらしこの家+くらしこのハナレ
04 近江高島の家
05 甲府の家

そのほか、地域の工務店がつくる高性能な住まいの心地よい窓辺14事例もピックアップ。木製サッシと樹脂サッシの特徴とともに、なぜここにその窓を選んだのか、どんな景色を取り込んでいるのかがわかります。

地域の工務店がつくる「高性能な住まいの窓辺」
住宅の性能値も掲載
木製サッシは断熱性に優れ、天然木による重厚な風合いなど魅力がたくさん。
パッシブデザインのこの住まいでは木製サッシをフルオープンし、
デッキと室内を子どもたちが行き来して楽しんでいるそう。
(設計施工/シーエッチ建築工房)

建築家をはじめ、地域に根ざした工務店がつくる、たくさんの上質な住宅事例を紹介しています。「SO上質な日本のすまい2」特集:自然と暮らす住まい・別荘は、好評発売中です!