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女の子はみんなが「かわいい」になりたいだけじゃない

こんにちは
自問自答ファッション通信です。

私は個人(たまに法人)向けの「ファッションスタイリスト」をしておりまして、その方一人ひとりにあったパーソナライズされたファッションを選ぶお手伝いをしております。来てくださった方は「本当にここまでパーソナルなんですね…!」と驚かれます。それもそのはず、私は「その方のパーソナルなファッションを選びたい!」と思ってこの仕事をしているからです。お客さまが100人いらっしゃったら100人の特別な個性があり、心から溢れるもので似合うものは全く異なります。ですので、あまりマニュアル化していません。

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「パーソナルスタイリスト」とは?

パーソナルスタイリストという職業を聞いたことはあるでしょうか?個人向けにファッションのアドバイスをしたりやショッピングに同行してその方にお似合いになる服を選ぶお仕事です。非常に楽しく最高にクリエイティブな職業です。

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自問自答ファッションは他のスタイリストさんとちょっと違う

色々なパーソナルスタイリストさんがいて、どの方も素晴らしいのですが、私がしたいことは「外見だけではなく内面にも」ぴったり合う服をお選びすることです。そのために「自問自答ファッション講座」を言う超絶オリジナル且つ愉快なファッション講座をして、お客さまと二人きりでじっくりとお話を聞いていきます。私は15年の経験から「外見に合う」だけの服が決して人を救わないと言うことを知っています。友人と会話を楽しむようにインタビューしていきます。他のスタイリストさんとはこの辺りのアプローチがちょっと違うかと思います。

なりたい姿を言語化すること

その中で一番大事にしていることはその名の通り「自問自答」です。簡単な質問からちょっと悩む質問まで。「今までの自分」と「これからの自分」の棚卸しをしてもらいます。自分一人で言語化するのってなかなか難しいのですが、インタビューだと答えられるのが不思議です。(悩むのもまた楽しい)私のお客様は10代から70代の方まで。毎回とても興味深い答えが返ってきます。「なりたい姿」はどんな人ですか?といきなり聞くと「考えたことなかったな」と思ってしまいますが、私も一緒に考えますので何も準備しないで来て頂いて大丈夫です。ヒントをいただき言語化、見える化していきます。

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どんな人も全員違う「何者か」である

私は「まだ何者でもないあなたを何者かにします。」と言う気持ちでファッション講座を行なっています。「私なんて普通ですよ。」と皆様おっしゃいますが、全然普通じゃない。「みんな違ってみんな違う」(いいこと言ってそうで言ってない)のです。学生さんも社会人も主婦もカテゴライズできないくらい違う。だから同じ服着ていい訳なんてないんですよ。

私も服に迷っていた

会社員時代は「先輩や上司に好かれたいな」「あわよくば出世したいな」と言う気持ちで割と保守的な服を着ていました。とても楽しくお仕事をしていましたが20代の頃は外見と内面がうまくリンクせず、自分のファッションにしっくりきていませんでした。あの頃、自問自答ファッションに出会っていれば、(私が生み出したので出会えようもないんですが)外見と内面をリンクさせてもう少し楽な気持ちで生きていたと思います。もちろんパーソナルカラーや骨格診断の勉強もしたりしたのですが、それだけでは服は選べません。「心と外見のマッチング」はこの時の経験を活かして生み出しました。

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女の子はみんなが「かわいい」になりたいだけじゃない

複雑です。女の子(もちろん10代〜70代まで)の心情は。しかしそれが最高に面白い。私のファッション講座ではまずファッションのことを抜きにして「心地よい言葉」を選んでもらうのですが「かわいい」と言うワードひとつとっても心地よい人もいれば拒否反応を示す人もいる。「条件付きで心地よい」と言う方もいらっしゃる。めっちゃ複雑です。さらに「自分も気がつかないうちに世間に忖度している」と言う「かわいいマトリョーシカ状態」のパターンも!笑
私も聞きながらいつもエキサイティングしています。その時の状況にも色濃く反映されますしね。間違えないで欲しいのは、かわいいになりたい女の子もたくさんいるのです。女の子はみんな「かわいい」になりたいだけじゃないのです。

かわいいは私だけのもの

「かわいい文化」に対しては私以外の方が分析されているので省きますが、様々な解釈はあれど自分のかわいいは自分だけのものです。歳を取ろうとどんな顔をしていようと自分が「好ましい」と思ったものはかわいいの一択で異論はないし、自分を愛せないと他人を愛せません。もちろん「かっこいい」でも「おもしろい」でもなんでもいいのです。自分の中の物差しで「より好ましい」を追求していくのが最良だと思います。

言葉の威力

「頑張り屋さんだね」と言う言葉が嬉しいと言う人もいれば「バカにされている気がする」と言う人もいます。「センスあるね」と言う言葉が嬉しいと言う人もれば「嘘だ」と思ってしまう人もいます。どっちもよくも悪くもありません。そのままの受け取り方です。

ただ「自分はそう言う価値観なんだな」と認識するのが良いと思っています。私は心理カウンセラーでもなければ上司でもありません。「そうなのですね」と言う真っ直ぐな気持ちでお伺いしております。でもファッションに関しても「心地よい」に向かった方が最善なのではと思っております。「はじめにことばありき」です。言葉だけで外見への意識は変わります。言葉の威力は絶大です。

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自問自答で自分の中の「宝石」を掘り起こす

自問自答ファッション講座で私がしていることは「宝石を掘り起こすこと」です。毎回「また掘ったことがない宝石を掘ってしまった…(喜)」と言うセリフが漏れ出てしまいます。いや、私が掘ってるみたいに言ってしまいますが、実は掘っていらっしゃるのはご自分自身なんですよね。私はシャベルでしかありません。どの宝石もそれはそれは個性的であり、美しく魅力的な形をしています。

「最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ」

先日アカデミー賞でポン・ジュノ監督のスピーチであった言葉です。(マーティン・スコセッシ監督の言葉をポン・ジュノ監督が勇気つけられたとおっしゃっていた言葉です。)私は個人的なファッションが一番クリエイティブだと思っています。ファッション業界にいる友人達といつも話すことですが、とてもきれいなモデルさんに流行で高級な服を着せても「美しいだけ」で面白くはありません。人の心を動かすのはいつも個人的で感情的なことです。「なぜこの服を着ているのか」と言う個人的なエピソードが最も自分の心を守り、奮い立たせ、人の心を射抜くのです。

「かわいい」になりたいだけじゃなくていい

なりたい姿に迷ったらまずは自分の感覚を深掘りしていきましょう。雑誌やコラムを読んで目に入った言葉(形容詞だけでなくてもいい)を因数分解しましょう。そして何を感じたか求めているものを集めていきましょう。

「かわいい」と言うたった四文字の単語ひとつとっても、あなたの心が何かを感じ叫ぶでしょう。

「かわいくなりたい。」「かわいくはなりたいけど今はそんな状況じゃない。」「そもそもかわいくなりたいと思ったことはないけれど花柄のワンピースを着る。」「かわいくなりたいけれど、自分はかわいくなれないからかわいいと言う言葉は大嫌い。」「隣人のかわいいと私のかわいいは違う」「A君にはかわいいって言って欲しいけど、Bちゃんにはかっこいいって思われたい。」「すでにかわいいは手に入れているので、かっこいいもパワフルもプラスしたい。」何でもいいんです。きっと「なりたい自分」へのヒントが見つかります。

「何と感じたのか」「何になりたいのか」それを言語化できた時、あなたの着るべき服が後光を刺したかのように輝いて見えるでしょう。ぜひ試してみて下さいね。

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