仕事をしていれば、家事や育児はしなくていい？

2021年7月21日 06:15

■家庭は、仕事と育児と家事の３本柱

家庭は、夫婦という最小単位で行う会社経営

仕事をしているから偉いわけでも
家事をしているから大変なわけではない

家庭は、主に仕事、家事、育児の柱で成り立っている

問題は絶えず、どれか一つの柱ではなく
３本の柱がバランスよく整い、家庭が安定しているか？

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「家庭は経営の最小単位」という考え方があります。

会社の中には、経営を成り立たせるために様々な部署が存在します。

例えば「営業」と「経理」と「商品開発」という部署があったとしましょう。

この中で一番会社に貢献している部署はどこでしょうか？という問いがあったとして、営業部署は「我々が売上を作っているのだから、営業が一番会社の中で偉い」と主張してくるかもしれません。

しかし、営業で売上だけを上げていれば会社は経営できるか？と言われればそれは違います。

売上に対しての税金や経費の計算、そもそも売るモノを考える
商品開発が機能していなければいずれ会社経営は大きな問題が発生します。

営業部署は売り上げさえ作れば良いということではなく、
商品開発部署のヒントになるようにお客様の情報を集める必要がありますし、利益を確保するために経費を最小化する努力も必要です。

逆に経理の部署だからと売上に対して無頓着ではだめです。

営業に対してどのような経費ならば費用対効果があるかを伝えておくことも
大事な仕事かもしせません。

つまり部署というのは一つの会社を経営するための役割を示したものなのです。

家庭に話を戻して、家庭の中で誰が一番偉いのか？と考えてみましょう。

多くの男性は　仕事をして生活費を稼いでいるんだから夫が一番偉い！と主張するかもしれません。

しかし、先ほどの会社経営をと同じ考え方をすれば、この主張は間違いであることがわかります。

収入だけあっても、その他の家事、育児の
どれか一つ回らなくても家庭は経営破綻に陥るのです。

仕事で家庭内の売上を作る夫は家事という経理をこなす妻に寄り添う必要が
あり、妻も仕事という売上の役に立てるように経費を考える必要があるでしょう。

サッカーでゴールキーパーがシュートを決めてはいけないというルールが
無いように、経営が危ういとなれば、役割の範囲を飛び越えて、経理は営業を手伝い、営業は経費計算をして経理を手伝うこともあるかもしれません。

大事なことは、与えられた役割の仕事だけをするのではなく、
家庭の経営という一つの目的に対して自分は、何ができるのか？考えることです。

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