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【体験記56】自立支援医療(精神通院)制度の申請

うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。


ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。


うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。


何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。



ここからが本日の投稿になります↓



「これで安心して通院ができる」




大学を退職して、

不安だったことが1つありました。




それは




治療費です。




すでにうつを克服(断薬も完了)していましたが、


主治医から

「念のため心療内科の通院をもう半年くらい続けたほうがいい」


と言われたのでそうすることにしました。




お薬も念のためいただくことにしました。




私はこの頃、

月に1度のペースで心療内科に通っていました。




私は治療費の3割を負担していたので、

1回の通院で7,000円前後かかっていました。

(薬代含む)




退職前は大学からの給与で払えましたが、退職後は給与が出ません。




「今までは自分で通院代と薬代を払えたが、これからは同じように払い続けることは難しくなってくるのではないか?」




そう思い

ある制度の申請を市役所にしました。




それは、




自立支援医療(精神通院)制度です。




私はこの情報をうつ病についての情報を発信しているYouTubeのチャンネルで知りました(それまでこの制度の存在すら知りませんでした)。




話によると役場で申請することで、

治療費の3割負担が1割負担で済むようになるということでした。




「これならお金の心配をあまりせずに通院できるのでは?」


そう思い市役所の福祉課に行きました。




窓口で相談したところ以下のものが必要だと言われました。



それは、

① 自立支援医療支給認定申請書

② 医師の診断書、意見書

(自立支援医療用のひな型に医師が記入する)

③ 保険証

④ 同意書または所得と市町村民税額が分かる書類

⑤ 非課税収入額が分かる書類

⑥ マイナンバーカード

(通知カードでも可)

⑦ 印鑑




この中で必要なものをまとめて市役所でOKが出れば、

その日から治療費が1年間1割負担になります。

(1年毎に更新が必要です)




私の場合は7,000円前後かかってた医療費(自己負担分)が、

2,000円前後になりました。




受給者証は後日、かかりつけの心療内科に送られるので、そこで受け取ります。




ただし、




この制度が利用できるのは、

あらかじめ指定した精神科(心療内科)と薬局だけです。


他の精神科(心療内科)、薬局では使えないのでご注意を!




受給者証が届く前に受診する場合は、

「自立支援医療の申請を受けています」と


指定した精神科(心療内科)と薬局に口頭で伝える

治療費が1割負担になります。




場所によっては、口頭ではダメな場合があります。

(例.ドラックストアチェーンなど)


その場合は後日、

保険証、

受給者証、

(支払いをした日の)領収証


を持参すると、

過払い分が返金されます。

(各クリニック、薬局の指示に従いましょう)




もし長く通院が続くような状況であれば、

この制度をうまく使うことも1つの手だと思います。




ご参考までに。


※自治体によっても対応が違う場合があるかもしれませんので、この情報は参考程度にし、まずは各自治体に相談することをお勧めします。




自立支援医療(精神通院)の申請が終わり、治療費の負担が減った頃、

今まで準備してきたことが始動することになりました。




それは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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