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AWS Certified Security - Specialty 試験記録 2024


Certified Securityとは

AWSが認定しているセキュリティ資格のことです。試験では、AWS環境での様々なシナリオを基に、データ保護、データ分類、データ暗号化について、設計や設定方法について回答していきます。100〜1000のスケーリングスコアで採点され、750以上で合格となります。

受験のきっかけ

普段、AWSを利用していても、雰囲気でポリシー設定を行ってしまうことがあり、きちんと理解していないと感じていました。最小権限の付与や最小アクセスの許可をするには、時間をとって学習する必要があると思っていました。以前にCertified Solutions Architect試験を受けていたので、せっかく学んだことを忘れないようにしたいというのもあり、セキュリティ試験を受けてみることにしました。

学習計画

問題数が多い問題集と、品質が良さそうな問題集を2つ購入しました。最初の1週間くらいで、無理なく継続できる学習ペースを測って、試験日を決めました。問題数の合計が540問だったので、毎日新規で20問解いていくと、1ヶ月程度で完了する見込みです。

学習

使用した教材は以下の3つです。

参考書

日本語で学習できる唯一の参考書だったので購入しました。試験範囲に含まれるAWSサービスについて、ポイントがまとめられているので気軽に読めました。自分が受けた試験がSCS-C02であるのに対し、この参考書はSCS-C01対応のものだったので、情報が少し古い可能性があります。利用していて違和感を感じる箇所はありましたが、高い頻度で利用していました。

問題集

問題数が多い問題集(65問x6回分)と、前回のAWS試験でも利用した著者が作成した問題集(25問x6回分)の2つを利用しました。

問題数が多い問題集は、本当に問題数が多いだけで、解説は無いようなもんでした。さらに、正解が間違っているものが多く、正解が正解となる根拠、正しくない回答が正しくない根拠を自力で調べる必要があり、とても時間がかかりました。購入してしまったので最後までやりましたが、現在では購入できなくなってしまったようです。
ちなみに、この問題集にある問題が実際の試験ではよく出題されていたかというと、そんなこと無かったです。とはいえ、自力で根拠を見つけ出すプロセスで知識はかなり増えたので、結果的に役立ちました。

もう1つの問題集が、AWS Certified Security Specialty Practice Exams SCS-C02 (Udemy) で、きちんと正解の根拠と正しくない回答の根拠が書かれています。ただし、問題数が少ないので、これ1つでは心もとないですね。

いずれもUdemyの教材ですが、Udemy上では学習せずに、すべてAnkiアプリに自力で取り込んで利用しています。Ankiアプリでは、登録して新規で学習した後は、復習計画までやってくれます。なので、調子が良い日にいつもよりペースを上げて学習してしまうと、復習が大変なことになるので、無理にペースを上げない抑止の役割も果たしてくれています😁

復習期日が来るカードの枚数

試験

試験は結構難しく感じました。

結果: 合格
受験者スコア: 826

タイムライン

2024年03月01日………..試験を受ける
2024年03月01日………..公式の結果(合格)メールが届く

費用

試験料は、前回のAWS試験の後にもらった特典の半額クーポンを使いました。
試験料(SCS-C02)….…………….¥16,500
日本語参考書……………………….¥3,718
Udemyその1………………………¥1,200
Udemyその2……….……………..¥1,800

合計..........................................¥23,218

最後に

自分の業務では、AWSの利用頻度は高くないので、時間が経過すると忘れていってしまいそうです。この試験のシリーズはまだまだたくさんあるので、これらを利用して継続的に学習して維持していきたいです😌

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