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自分の欲望を眺める

Podcastでコテンラジオ番外編#58“社会には愛しかない AV監督・二村ヒトシさんに聞く人類を幸せにするためのセックス”を聴いた。

聴取に若干の躊躇いを生じさせるタイトルだが、内容は意外にも生き方に関わるもので、流石はコテンラジオである。

本編の中で、自分の欲望を眺める必要性に言及していて、はっとさせられた。

欲望とは、自分では発生を抑える事が出来ない。どういう種類の欲望か(食欲、睡眠欲、性欲etcといった大別出来るものだけでなく、例えばうなじにエロスを感じるとか)は、自分で「これに欲情しよう!」と思って生じさせるものではないため、現に生まれてしまったものは受け入れるしかない。その時、社会通念的に受け入れてもらえるものかどうかを冷静に眺める(直視する)ことが大事らしい。
(多数に否定されそうな欲望は言いたくないし気付きたくなかったりするよね…それにも向き合うのが大事)

例えば、うなじを見ると欲情する、は「◯◯フェチ」が市民権を得ている現状では受け入れられると思う。でもスカトロが同じ様に広く受け入れてもらえるかは、相手を選んだ方がいい気がする。
と言った具合に。
(あくまで例ね、と記したくなる位には市民権を得ていないだろう)

そういう嗜好、欲望があるのは抑えられないし、もし自分の欲望がそのままの形では受け入れて貰えなさそうだとしたら、人に迷惑かからない実現の仕方を考えれば良い。
これは性欲以外の欲望にも同じことが言える。

欲望はなにかを抑圧された結果、反動として生まれることも多いらしく、自分の過去を棚卸してみるのも良いかもしれない。

ここまで聴いて、最近のもやもやは欲望が満たされていないからだったのかもと、はっとした。
なににモヤついたのか、どういう欲望が不満足だったからか、受けれてもらえるにはどうすれば?を紐解いていこうと思う。

つづく

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