人を動かす話し方 EP1

Chapter0

人を動かすスピーチの方程式
〈語り手の人徳(エトス)〉× 〈聞き手との共感(パトス)〉〈話の論理(ロゴス)〉

つまりは、人を動かすには、
「論理的に推論できる」スキル、「人柄や徳について考察する」スキル、「感情について考察できる」スキルを身につけなければいけない

Chapter1 "人徳"をどう伝える?

◯ 信頼関係の階段

初対面の人が相手を信用するまでには、

警戒→疑心→理解→共感→信頼 の5つの段階がある。

スピーチのゴールである「聞き手の信頼を得て、望む結果に人を動かす」ためには、本題に入る前に、信頼のフェーズに持っていくことが大事。

そこで、〈語り手の人柄〉が重要!!

□ 「徳のある人物」とは?

・徳の定義(アリストテレス)

正義、勇気、節制、豪放、寛大、気前の良さ、思慮、知恵

→ 上記の徳を重んじるエピソードを伝えることによって、聞き手は、あなたのことを
「徳のある人」と受け取る。

人徳を感じさせるスピーチとして、孫正義さんの、「就活生よ、君たちはどう生きるか」というスピーチをおすすめします!ググってみて下さい!

自分や自社の利益ではなく、「人々の笑顔のために」生き、仕事をするという、孫正義さんの価値観が強く感じれます。

□ エピソードで自分を語る

・人柄を伝えるのは言葉ではなく、「事実によって」

自分には正義感がある!といっても、相手にはどういった正義感なのか、分からない。
→ 自分のその〈人徳〉を作り上げたエピソードを語る
※ 情景が生き生きと思い浮かぶような具体性のエピソードが良い

・ 人生のターニングポイントがあなたの〈人徳〉を伝える

□ 価値観を言語化する

価値観に即した言動は〈人徳〉を伝えるのに有効な手段

「人生で最も大事にしているもの」上位3つがあなたの価値観になる。

私も自分の価値観について考えてみました。
以下3つ

1. 一生幸せでいたいなら、自分に正直に、
 そして人を幸せに。

この言葉は、「一生幸せでいたいなら、正直でいることだ」という西洋の諺を自分なりにアレンジしたもの。

まず、「自分に正直に」
人生は一回、自分の心に嘘をついて一生は終わりたくないと強く思います。
自分に心に従って真っ直ぐに生きたい。

しかしながら、やりたいことをするためには何かしらの能力、努力が必須になることは多々あると思います。(個人のやりたいことの内容次第にはなりますが。)
だから、周りの環境をいい訳にやりたいことができないと言わず、それをするためにはどうすればよいか考え、行動に移す。

次に、「人を幸せに」ですが、

この「人」とは自分に関わってくれる、支えてくれる大好きな人達を指します。(家族、恋人、友人等)

自分に正直になることは重要ですが、それによって、彼らを不幸せにするようであれば、一生の幸せとは個人的に言えないと思います。
やっぱり、大好きなみんなが全員幸せになってほしいって気持ちが強いです。

2. 人生一度きりなら楽しく‼︎

何をするにも、判断基準は「ワクワクするか」が必ずあります。
ちょっとクサイかもだけど、楽しい人生だった!って終わりたい。
だから楽しくない時間は極力少なくしたい。

仕事においてもそう。

私の目標は、毎日の仕事にワクワクしてて、
朝起きた時、「あー、楽しい1日が始まる!」ってスタートさせることですね。
(現実はまだそうなれてないです 笑)

3. やっぱりお金は大事。

お金がないと選択肢の幅を狭めてしまうのは事実だと思う。

私はメンタリストのDaiGoさんが、自身がなぜ稼ぐ方法を考えたかというエピソードをTwitterで書かれているのを見て、改めてお金を稼ぐことについて考えさせられました。
DaiGoさんのツイートから引用させて頂きます。

**僕は母が癌で亡くなった時から、自分にもっとお金があれば、いい医療が受けられて、助けられたかもとずっと後悔してる。

だから、自分の大事な人だけは自力で助けられるように、稼ぐ方法を必死に考えた。

金持ち?上流国民?なんだっていい。
大事な人を自分の力不足で失うよりはるかにマシだ。**

ほんとこれに尽きるなって思います。
大事な人達が苦しんでたら助けてあげたい。
お金で解決できるなら余計助けたい。
そして大好きな人達の笑顔を見たい。

価値観について、改めて自己分析みたいに洗い出してみましたが、自分が大切にしている価値観として、「人の幸せ」関連が上位2つに入っていることに気づきました。

何か決断に迷った時は、この価値観を指針に進もうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?