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自己破産する前に家計簿の管理を

以前の記事で家計簿を付けることが自己破産の階段を降りるために必要であることを伝えました。僕は家計簿をまったく付けておらず、それがお金の扱いを雑にしてしまったと反省しました。結婚してからは妻ときちんとお金の管理をしようと、何度も失敗しながらも、なんとか自分たちにとって使いやすい家計簿を作ることができました。

ですが、やりたいことは家計簿を付けることではありません。お金を管理し、正しく使い、正しく貯めるということをやりたいはずです。

みなさんはPDCAサイクルはご存知ですか?計画(Plan)して、実行(Do)して、評価(Check)して、改善(Action)します。よく聞く改善につなげるための方法です。家計においても同じです。

まずその月の行動計画と予算を立て(Plan)、計画通りに実行し(Do)、月末に予算と実績を評価し(Check)、問題があるところを改善します(Action)。

こうやって少しずつ自分に合った毎月の予算を作り出していきます。別の人の予算を自分に当てはめても、ぴったり当てはまるわけではありません。

今回は僕たち夫婦が実際にどのようなサイクルをしているか、お伝えします。

0.費目を考える

まずは毎月どんなものにお金を使っているか書き出します。食費や交際費、日用品費がそれにあたります。変更がきかないものでなく、どんどん改善していっても構わないと思います。

まず壁に当たるのが、毎月かからないけど、たまにかかる費用です。これの管理が難しい。僕たち夫婦も何度も失敗してようやくたどり着きました。毎月かからないものの費用を特別費と名付けました。例えば、クリスマスのプレゼント代や帰省の費用、旅行代、ご祝儀などです。そして家計の管理はこの特別費との戦いです。毎月かかる費用を圧縮することは限度があります。特別費を圧縮できれば貯蓄に回せるお金が増えます。

1.予算を計画する

貯蓄を増やすとき、給料から生活費を差し引いて余ったお金を貯金しようと考えがちです。ですが、その逆が正しいです。まずはじめに毎月の貯金を差し引きます。残ったお金で生活をします。例えば●歳までに、●円貯めておきたいから毎月●円貯金するというふうに考えます。貯金についてはまた別の記事を書こうと思います。

とにかく、給料から貯金を差し引いたお金を生活費として、はじめに決めた費目に予算を割り当てていきます。自分のその月の生活をきちんと思い浮かべながら数字をいれます。間違っていてもいいので、とりあえず数字を入れましょう。

2.実行する

予算をつけたら、それを実行に移します。絵に描いた餅にならないように、きちんと管理します。そこで役に立つのが家計簿アプリとデビットカードです。毎日コツコツ書いていけば、残りの予算を把握できます。予算を超えないようにお金を使います。

3.評価する

僕たち夫婦は、僕の給料日の前日を締め日としてこの日に当月の支出をチェックをします。家計簿アプリとデビットカードは、この計算が一気に短縮できるのでおすすめです。僕たちはアプリで毎日の支出を記録し、Excelにアプリの記録を転記して毎月の支出を管理しています。

4.改善する

もし予算オーバーの費目があれば、原因追及と対策を立てます。無駄遣いをしていたのかもしれませんし、当初の予算が少なかったのかもしれません。とにかく改善策を立てて実行します。改善策は仕事でも同じですが、トライアンドエラーなので、計画したらすぐに実行することが大切です。僕たちが失敗を繰り返しながらも、様々な改善策を作りました。それはまた別の記事で書こうと思います。


家計簿の管理は正解は無いと思います。いかに失敗を重ねて管理しやすい方法を模索するかだと思います。うまくいかないこともたくさんあると思います。ですが、自分やパートナーを信じて、根気よく続けられれば、お金の管理を身に付けることができると思います。お金の管理をすることにより、特別費として人生を豊かにすることにお金をかけることができ、より楽しく生活できるでしょう。


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