説明は『対比・因果・補足』で全てうまくいく
どうも。実況オタクくんです。
野球実況を構成する三要素について考えてみた。
それは
①対比
②因果
③補足
である。
①対比は二つの事柄を並べている。
【A対B】
例えば
「攻撃重視のAチーム対守備重視のBチーム」
「高校通算50ホーマーの4番対150キロエース」
といった感じ。
②因果は結果を説明するときに有効だ。
どちらかというと『作戦』にフォーカスを当てたコメントがこのパターンになってるくる。
【Aした結果、Bだ】
例えば
「4番が送りバントをした結果、タイムリーが生まれた」
「高めの変化球を見せた結果、低めのフォークボールで三振が取れた」
逆説的なところも因果に含まれるとすれば、
【Aしたのに、B】
「外野後退のシフトを敷いたのに、テキサスヒットになった」
「簡単にツーストライクまで追い込んだのに、ホームランを打たれた】
③補足は一つの事柄にかかる言葉である。なくても伝わるが、あることによってより説明に厚みが出てくる。
【a〜なA】
例えば、
「キャプテンでエースの4番バッター」
「春は怪我でベンチに入れなかったこの選手】
「ここまで毎回奪三振の先発ピッチャー」
と行った感じ。
東進ハイスクールの林修先生は文章を書くときに必要な3つの考え方として、対比、因果、類似を挙げていた。
なので今回説明した①対比②因果③補足というのも、実況に限ったことではないのかもしれない。
物事を説明するときに構成要素をどんどん細分化していくと、どんどん骨格が見えてくる。
論理的に説明する際は、どうも肉付けされた部分に目が行きがちでる。
伝えてが、①②③の骨格をしっかり捉えているか否かが、伝わるかどうかを大きく左右するのだ。
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