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22歳、犬のお父さんの失言(前編)

あまりにもいい天気だったので
ずっと行きたかったハワイアンのお店に寄り道して
エッグベネディクトとチョコバナナスムージーのお弁当を手に入れて
ビーチ公園に来てみた。


芝生に座ってピクニックをしていたわけですが思い出した。

そう。

夏の熱い日。
ここで22歳、犬のお父さんにあったんさ。

【プロフィール】
名前:犬のお父さん
顔:童顔丸顔
ルックス:メキシコ系、褐色の肌、身長は170cmほどの細マッチョ
年齢:22歳
職業:海兵隊員
趣味:サッカー
車:高そうな、新型の日産スカイライン

図書館で借りたポエムの本を読んでいたら、彼の犬が私に寄ってきた。
それがまた、ふわっふわのかわいい、わんころだったわけさ。
一通りおしゃべりした後に、

連絡先教えてよ、またよかったら話そう

この、明らかに子供でもスマートにさらりと聞く感じよ。
慣れてるというより、
これは私の人生にはあまりない、自然な出会いというやつだ。

私も相手が、自身に犯罪者の匂いを感じるほど若いことを認識していたので
適度にメールでやりとりをしていたたが
今振り返ってもびっくりするほど、何を話していたか、思い出せない(笑)

だがしかし、なぜ彼と音信不通になったのかはよーく覚えている。

そう、事件は起こった。

続く

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