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『第4弾』尾崎行雄著「民主政治読本」

第4弾は、尾崎行雄著の「民主政治読本」を紹介します。

憲政の神様と言われた尾崎行雄と犬養毅はご存知でしょうか?
犬養毅は、総理大臣にもなり、五・一五事件で教科書にも出てくるので有名ですが、尾崎行雄は実はあまり知られていません。

ただ、憲政の神様と言われるように、1890年の国会開設とともに衆議院議員連続当選25回という議会史に残る政治家であり、2つのフセンと言われる「普通選挙実施」と「不戦」に尽力した人です。ゆえに犬養毅と並んで称されるのです。

実は、永田町一丁目一番地は、国会議事堂ではないんです。
前身「尾崎記念会館」、そして今は「憲政記念館」となっている場所が永田町一丁目一番一号なのです。
なぜ私が尾崎行雄を知っているのかというと、憲政記念館にある尾崎行雄記念財団が主催する咢堂(尾崎の雅号)塾の卒塾生だからです。2013年に在籍していました。

それまでは、私も尾崎行雄のことは知りませんでしたが、知れば知るほど尾崎の政治姿勢や信念に共感しました。

まず、藩閥政治や、多額の税金を納めた一部の人しか投票権がなかった制限選挙から、「普通選挙」と「政党政治」を目指したこと。

そして、戦中の重苦しい空気の中でも、軍部への批判を辞めず、大政翼賛会の推薦を受けず、非推薦で出馬・当選したこと。信念のある政治家は、時代に流されず、かっこいいなと思いました。

咢堂塾で学んだことは、今の私の政治信条や政治姿勢の土台となっていると言っても言い過ぎではないかもしれません。(咢堂塾自体は、特定の政党や団体を支持するものではありません。)

本の紹介をしようと思ったら、尾崎個人のことだけでこれだけたくさん書いてしまいました(汗)。
現在、咢堂塾は来月6月から新たに始まる新年度の塾生を募集してます。締め切りが5月31日と日にちがないですが(もう少し早く紹介すればと後悔・・)、ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?


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