おもしろいことはいいことだ

【毎週火曜更新・時間堂、年商1億プロジェクト05】時間堂P大森晴香です。ごきげんよう。急に秋らしくなって、衣替えが追いつかないよ。

さて。今日も直球にお金の話だよっ。

でもいきなり寄り道で、時間堂の俳優の自慢をします。えっへん。

時間堂の俳優には共通する特性があって、それは、能動性だと思っています。作品とチームに対して能動的に関わり、おもしろい作品にするための行動を自ら選択する。演出家の指示を待つとか、セリフを覚えて発語するとかじゃなくて、もっとその先にクリエイターとしての俳優の仕事があるということを、私は時間堂の俳優から感じるのです。

だから、時間堂の演劇には「生きている、実感」があるんだなぁ。

で、話を戻すと、その姿勢はクリエーションに限った話ではなくて、最近は特に、「劇団経営」への能動性が顕著です。自主企画が出てきたり、自分たちにできることがごろごろ出てきています。ぐふふ。みんないいぞぅ。

そしてある日の会議中。数ある議題の中で、一番盛り上がった(晴香体感比)議題がこれ。

金策。

クリエイターはクリエーションに集中してほしいわぁという考え方ももちろんありますよ。でもね、彼らはクリエイターであると同時に「劇団員」なので、演劇をやるために大事な自分事として、能動的に話し出したのです。

その中で、協賛金や流行のクラウドファンディングの話が出ました。

時間堂には、「作品のためにどうしてもイランにいかねば!」と言い出して、渡航費用をクラウドファンディングした演出家がいます。

あと、広告料として協賛金を募るものよく聞きます。チラシやパンフに広告載せる代わりに協賛金ください、とか。○○名にサンプル配布できますので協賛金ください、とか。

そこで浮かんだ疑問がこれ。

「お客さまって、何がもらえたら嬉しいのかなぁ」

協賛を募るときにポイントになるのは2つで、プロジェクトとリターンの魅力だと思います。「魅力」とひとくちに書きましたけど、それは「話題性」「機能性」「ファン心理」などなど、いろんな角度であり得るもので、演劇の場合は「先進的な企画に一枚噛める」「広告効果が期待できる」「大好きな劇団を応援できる上にプレゼントがもらえる」みたいなことかな、と。

あ、あと、ぶっちぎりでおバカ(いい意味で)というのも破壊力があります。K澤S莉がときどき間違えながら一生懸命踊った「おかねちょうだいダンス」は、プロジェクトの意義への賛同とかリターンの魅力とか飛び越えて、「このひとに踊られちゃったら敵わないよ~(爆笑)」ってサポーターの背中を押したんじゃないかと思うのです。

…というわけで、今日は「これがリターンだったら嬉しい」もしくは「おもしろい」いうアイデアを募集します。や、もちろんプロジェクトが大事なのもわかってますよ、でも、今回は、リターンに絞ってみます。会議で出たアイデアはこちら↓

・企業協賛してもらえたら生CMします(公演会場で/営業先で)

・あなたのためだけに公演やります

・結婚式・忘年会・各種イベントで「余興」やります or 「余興」協力します

・あなたのオフィスに「演劇の出前」

・舞台上にあなたの商品を出演させます

・toiroan 十色庵1日無料

・toiroan 十色庵の玄関にお名前を飾ります

・好きな俳優に好きなセリフを言わせる権利

・カフェろあん(時間堂スタジオカフェのことです)1年間飲み放題

…などなど。さすが俳優って感じのラインナップだなぁ。

実現できるかはあとまわしっ。新しいアイデアや上に書いた例へのご感想など、なんでもお寄せください。意外なものが実現したりしちゃうかもしれません。

だって、私たち、結構前のめり劇団だから。

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